お久しぶりです!
前回の投稿から、新居購入、前の家の売却、引っ越し、リフォームに加え育休を終え仕事復帰、慣らし保育、次の仕事探しと怒涛の春~秋を過ごしていました。
今回はアパート買い替えの話を。この夏にルンド内で引っ越しました!
前のアパートは寝室が2つの2LDK。子どもが2人になったらそのうち部屋数が多い所に引っ越したいなと思っていて、私の仕事でも住宅ローンが降りると分かった昨年秋ぐらいからずっと探していました。といっても私の方が引っ越し願望強く、夫はいい物件があれば~みたいな感じ。
周りの子育て世代の友人はどんどん戸建てや長屋タイプの家(Radhus)を買う人が多い中、私たちはどうする?とずっと話してました。ルンドでは戸建てやRadhusはすごく人気で、値段も高いし(当時は)素早く動かないとすぐ売れてしまう状況。
私と夫はどうしても家がいいというこだわりなかったので、予算内の気に入った物件があればどちらでもと思って部屋数を基準に探しました。
今回探していたのはこんな条件
- 寝室3つ以上
- 公共交通からアクセスがよく車なしでも生活できる
- 洗濯機が置ける
- アパートの場合エレベータあり
- BRF(管理組合)の場合、BRFの経済状況が良い
けれど中々希望に合う物件が少ない。もう私たちの予算内で希望エリアで買える物件ないのでない?と思ったくらい。一度はルンドに住み続けることを諦め、別のコミューンでちょうどキャンセル空きが出た新築アパート(入居は23年8月)を予約しました。本契約するまでは手数料を払えばキャンセルできるので、その案内が来るまでを期限にルンドでももう少し中古物件を探すことに。
そうしているうちウクライナ情勢が悪化。
新築を買うとなると値段は予約時に既に決まっていますが、実際お金を払うのは1年半後の入居のとき。そのときに持ってるアパートを売ることになるけれど、1年半後に希望通りの値段で売れるのか心配になってきました。買うマーケットと売るマーケットが違うことになるのはこの情勢を考えると高リスク。
新築アパートキャンセルするならもう決めないとというギリギリのタイミングで、2つの物件を見に行き、両方の競り(Budgivning)に参加しました。
- 一軒はルンド郊外の長屋タイプの家(Radhus)。二階建てでお庭というには狭いけれど外にもスペースがあり、周りは自転車道で子どもがいる家族にぴったりで、内覧会もほとんど子連家族。
- もう一軒は中心街に近いリノベが必要なアパート。寝室4部屋でキッチン別!いくらリノベが必要とはいえ立地がいいから買いたい人が多そう。内覧会は、郊外の家から街中に引っ越したい老夫婦から子育て世代まで幅広い。
長屋タイプの家の方が郊外だから安く買えそうで現実的だと予想してたのですが、競りでどんどん値段が高騰。こんなに高いなら郊外に引っ越す意味ないくらい上がってしまいました。そして、やっぱり今の時点ではアパートでもいいから便利なところの方がいいという自分の気持ちにも気づきました。
もう一つのアパートは夫が珍しく乗り気。部屋数の多さと立地が魅力的で、ポテンシャルがあると思ったそうです。予算内に収まるか半信半疑で競りに参加したら、なんと最後まで残れたのです!2番手との差はたった1万クローナ(約12万円)。一気に言い値上げなくてよかった!
という訳で、ギリギリまで迷ってましたが中心街に近いアパートに決まりました。新築アパートは手数料を払ってキャンセル。
それから前に見積もりに来てもらっていた不動産屋に連絡して、元のアパートを売る手続きに入りました。
スウェーデンでは物件を売るときのホームスタイリングがビジネスにもなるくらい盛んで、私たちも寝室以外のスタイリングをプロにお願いしました。
家具と一部の飾りは自分たちの物、絵やそのほかのお洒落なデコレーション用品はスタイリストさんから借りたもの。
子どもが2人いるなかホームスタイリングして、写真撮影して内覧会するのはとっても大変でした
内覧会は事前と本内覧会の2回。本内覧会ときは散らからないようホテルに泊まりました。3組の買いたい人が競って、無事良い価格で買い手が決まりました!
この住まい探しと売るプロセスはかなりストレスで、買った後に引っ越しのことが色々心配になり新しいアパート買ったこと後悔したりもしました。前のアパートは幼稚園から徒歩3分だし、周りが自転車道で小さな子供と住みやすい場所だったので、なぜこんな急いで引っ越すことにしちゃったんだろうと…
でも引っ越した後の今となっては、あの時に買い替えておいて良かったと思います!もう少し待っていたら、引っ越しできなくなってたかも。
まず世界の経済状況も私の仕事も変わったので、今だったらそもそも私の共同の住宅ローンが降りてたかどうかわかりません。住宅市場もクールダウンして、好条件で売るのは難しくなっているみたいなので、前のアパートを売る前に次の物件を契約するのは躊躇してたかも。
前のアパートは気に入ってたけど、トイレが一個しかなくて不便だったし、下の階の人に引っ越してきた人が近所に欲しくないタイプで、心穏やかに過ごせなくなっていました。(私たちは下の住人からの不快な音に悩まされてましたが、それを棚に上げて子供の泣き声に文句言いに来たりする人でした。)
今はトイレは2つあるしアパートの防音も良いし、下の階は駐輪場と物置なので子供たちが走り回っても近所の人を気にしなくて良いので、快適に過ごせています
リフォームも大変だったけれど自分たち好みの色やデザインを選べたのはよかったし、なにより広くなったこととが快適!家族全員で家にいても、煮詰まり感が違います。
もちろん不足点もあって、目下の不満は寝室下にあるエントランスドアの自動開閉装置が古くてウィーンという音が部屋まで聞こえること…これも後悔したときの不安要素でした。引っ越してから役員会にお願いして、夜間は手で開けてもらうようお願いする貼り紙をしたら、問題はだいぶ改善しました。そのうち壊れて音が静かな新品に替わってほしいと願ってます!笑
追記エントランスの自動開閉装置、貼り紙だけでは解決しないので役員会に要望を出したところ新しい静かな装置に替えてもらえました!!耐えること半年超。これで夜間出入りする人(新聞配達など)に起こされることがなくなりました!