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広島もみじの冒険日誌 in Sweden


カテゴリ:法律の勉強(ルンド大学)( 44 )



卒業証書

申請から発行まで4週間くらいかかると書いてあった卒業証書(Examensbevis)、2週間ほどで届きました!
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大学のロゴが入った色画用紙に挟まれただけの証書。ぺらっとしてますが、一応透かしが入った紙です。

2枚目以降に卒業単位に含まれるコースが記してあります。法律家プログラムは卒業単位が270ECTS単位(4.5年分)と決まっているので、選択科目や留学などでそれ以上の単位を取っていたら、どのコースを卒業単位に入れるか自分で選びます。(始めの3年と修士論文は必修なので外せませんが。)

選択科目は1年(2セメスター)分で、そのうち1セメスターは法律科目と決まっていますが、1セメスター分は学部が認めた法律科目以外の単位を入れられることになっています。分野は社会学、経済学、ジェンダー学、コミュニケーション・言語学、ジャーナリズム、環境学などけっこう幅広い!

外国で取った単位も入れられるので、私はだいぶ早い時期に早稲田で取ったコースの単位換算も済ませてました(以前の記事『試験と単位換算の結果』参照)。ちなみに、早稲田の1単位が2ETCS単位に変換されてました。

早稲田時代、交換留学時代に取ったコースから使える単位はたくさんあったけれど、結局ルンド大学でも法律科目のコースを1年分勉強しました。というわけで私もどのコースを卒業単位に入れるか選ぶことに。

このコース選び、希望する就職先の選考になるべく有利になるように、とっても戦略的に決めました!卒業単位に含まれるコースの成績ももちろん重要なのですが、卒業単位以外に取ったコースの科目も選考の要素に関わってくるので、どういう組み合わせにするか色々計算しました。私の場合、早稲田時代に取った単位(早稲田のコースとルンド交換留学中に取ったコース)を1セメスター分、法律科目1セメスター分を卒業単位に入れて、残りの法律科目1セメスター分を別にするのが一番有利という結論に。

早稲田時代に勉強したこと(主に教養科目)、こっちでは就職の役に立たない…と落ち込んだ時期もありましたが、直接は就職に結びつかなくても、こういう形で活かすことができて嬉しいです!


さて、こうやってひと段落したところでブログを読み返すと、最近勉強のことばっかり!
大学のこと、まだ書きたいこともありますが、これからはもっと他の内容の投稿もしたいな~と思います☺

by Hiroshima-Momiji | 2019-03-12 02:52 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(0)


修士論文の成績発表

修士論文、目標の最高成績をもらえました!!(*´▽`*)

修論セミナーの約2週間後に試験官の先生からメールがあり、"Du har fått ett välförtjänt AB" ("You have got a well-deserved AB")と書いてありました。ABは3段階の最高成績のこと。この褒め言葉は嬉しい!!

実は、私は今回試験官だったクリスチャン先生を指導担当に希望していました。法歴史の中でも刑法に詳しい先生で、論文の申し込みをする前にテーマの相談にも乗ってもらって、「日本でのヨーロッパ法の継受についての論文読んでみたいなあ」とおススメされていたという経緯があったので。

でも指導担当に決まったのは、第3希望のエルサ先生。第3希望にしていたのは、専門分野がちょっと違うかなと思ったからです。人物的には法歴史の先生は3人のうち誰になってもよさそうと思ってました。

指導が始まって、先生の専門分野は全然問題でないことが判明。論文の進め方や構成、問題提起など論文を書く上で重要なことは指導教官に相談して、他の専門内容で質問があれば指導教官以外の先生に質問に行けばよかったのです。エルサ先生にも、刑法はクリスチャンが詳しいから参考資料のアドバイスもらったらいいよ~、とお勧めされ、先生の間でもほかの先生に質問に行くのは公認なのかなという印象。参考資料以外にも、クリスチャン先生には刑法史の質問に行ったし、先生の博士論文もかなり引用しました。

というわけで、クリスチャン先生が試験官だと分かったときは、(何か変なこと書いてたらすぐ見抜かれるので)ちょっとドキドキしました。

先生は刑法史に詳しいとはいえ日本の刑法については知らないことも多く、例えば旧刑法の制定にフランス人のボアソナードという人物が携わっていたことなど、興味深かったとのことでした。論文が認めてもらえて、そして面白いと思ってもらえて嬉しい!

これで卒業に必要な単位がすべて登録されたので、卒業証書発行の申請をしました。4週間くらいかかるらしい…いつ来るかな?

by Hiroshima-Momiji | 2019-02-10 06:38 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(2)


修論提出、ついに卒業!!

1月上旬、修士論文を提出し、今週Oppositionセミナーがありました。無事合格!

これで法律家プログラム、4年半、9セメスターすべての過程を修了しました!!

最後の第9学期(T9)の今学期は、9月から1月9日の締め切りまで丸々修士論文執筆期間でした。私は法歴史の分野を選んで、『日本におけるヨーロッパ刑法の継受』について書きました。表紙や目次も入れると全部で71ページ、スウェーデン語で約1万6千ワードの論文になりました。
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↑書き終わったとき手元に残っていた資料。図書館に返してしまったのとPC上の資料を入れるともっとあります!

11月末頃は進捗具合に少し焦りましたが、少し未完成のところを残しつつ12月10日無事第1稿を指導担当のエルサ先生に提出!ドキドキしながら待つところ数日間、大幅なダメ出しはなく、でもとてもためになるアドバイスが書いてある下書きが戻ってきました。

本文だけで60ページもある原稿を全部読んでアドバイスくれる先生なんてなかなかいないので、エルサ先生が担当になってよかった~!と思います。エルサ先生は、今学期の修論担当の学生は私だけだったので、時間もちゃんと取ってもらえたし、メールの返信も早かったし、とっても満足です。複数の学生を担当している先生に当たると、中々面談予約が取れなかったりするようです。

Oppositionセミナーは、同じ法歴史分野を選んだ学生の論文を割り当てられ、それを読んで講評する、というものです。同時に私の論文も他の学生から講評されるので、何か突っ込まれたらそれに対応(ディフェンス)もします。

法歴史はあんまり人気がない分野で、今学期は私含め3人でした(これで多い方!学期は0人です)。法歴史担当の先生3人、学生3人で木曜日にOppositionセミナーがあり、その場で全員合格と伝えられました!成績は後日出るそうです。



4年半、長かったー!

始めの必修科目の3年は筆記試験の比重が重く、ずっと勉強に追われていたし、頑張っても最高成績には届かず挫折感を味わったり、しんどかったな…。初めて最高成績をもらえたのが3年目最後の学士論、とっても嬉しかったです。その後の選択科目は、(意外と重かったコース1つ以外は)始めの3年と同じプログラムなの⁉と思うくらい楽で、最高成績(優良可の優)もすんなりもらえたり♪、心の余裕が全然違いました。全ての過程が終わった今、もう一度同じことができるかと聞かれると…正直無理!感覚的には、障害物競争を必死でゴールして、1回ゴールしただけなのに、障害物競争マスターの称号を与えられた気持ちです(笑)

ともかく、これで私もJurist(法律家)の仲間入り!!

日本では司法試験合格に相当する職業資格です。
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卒業式は、春学期卒業の学生と一緒に6月にあるので、まだ卒業の実感は湧きません。

これからいよいよ人生の新しいステージへ!次の予定まで少し時間があるので、しばらくは久しぶりに勉強から解放された日々を満喫したいと思います♪

by Hiroshima-Momiji | 2019-01-20 07:48 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(15)


最終セメスター(T9)、修士論文

9月から、ついに法律家プログラム最後の第9セメスターが始まりました!
今学期は丸々、修士論文の執筆です。

論文テーマは、春学期に取って面白かった比較法歴史を選びました!日本語ができるならそれを活かしたらどうかという先生のおすすめ、そして自分の興味(刑法の哲学)を考慮に入れて、日本でのヨーロッパ刑法の継受について書いています。夏に一時帰国したときに、日本の法歴史、刑法の本を集めました。

修士論文は一人で執筆で、基本的に固定のスケジュールはありません。担当教官に指導を受ける以外は授業もセミナーもないのでけっこう孤独…。まだ1日の使い方が上手くなくて執筆のペースがつかめないので、試行錯誤中です。
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指導教官の部屋に飾ってあったルンド大学のライオン(350周年記念グッズ)がかわいくて、勉強のお供に買っちゃいました♪

最終締切は1月で、提出後にOppositionセミナーがあって終わり!
12月上旬までに一応書き上げて先生に送ったら、読んで全体的なアドバイスをくれるそうなので、それを目指して第1稿を書き上げたいと思ってます。

by Hiroshima-Momiji | 2018-10-01 04:03 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(0)


第8セメスター(T8)

1月後半から春学期、私にとっての第8セメスター(T8)が始まりました。

今学期は修士論文を書くつもりだったのですが、予定変更して選択コースを取ることにしました。

修士論文は労働法について書くよう申し込みをしていました。けれど、冬休みに書いていた労働法コースのエッセイが悪夢のようで労働法に対する気持ちがすっかり落ち込んでしまい、なんとか選んだテーマもすごく書きたいと思えるものではありませんでした。半年間という長い期間一人で作成する修士論文、全然気分が載らない状態で今書き始めてもいい結果にはならない、という悪い予感が…。

そう思っているときに、あるきっかけから別の分野でもっと面白そうなテーマを見つけてしまったのです!その分野に詳しい先生は、来学期なら指導が可能ということでした。

今まで早稲田での単位を使って1セメスター分(選択コース2つ分)スキップするつもりで、本来4つ取る権利のある選択コースを2つしか取っていませんでした。実は、せっかくたくさん選択コースがあるのにもったいないかなあと思っていました。そこで修論の分野に迷いが出てきたということは、結局私はまだ論文を書く準備が整っていないということなのでしょう。

とても悩みましたが、学生アドバイザーにも相談に乗ってもらい、科目変更をすることに決めました。

コースが始まってから3週間以内ならば特に今後に影響することなく履修のキャンセルができるので、修論はキャンセル。(早稲田のSILSのDropと同じ感じです。)

アドバイザーが、今からでも席に空きがあるコースを見つけてリストにしてくれたので、その中から2つ選んで担当者に問い合わせてみました。
春学期1つ目のコースが始まって1週間経っていたのですが、幸いにも両方のコースから来てもいいよ!と言われたので、そのうち1つに入れてもらうことに。

2つ目のコースは、正規の時期に念のため申し込んでいたコースがあるので、それを取ることになりそうです。気が変わって、他のコースに空きがあれば変更も可能です。

こんなに柔軟に対応してもらえるとは、ありがたい!


今回、勉強する期間が延びると思って迷いましたが、考えてみればスキップするのをやめるだけなので、本来の長さ(4年半)になるだけなんですよね。人生長いんだから、半年を焦らなくていい、と人に言われて気付きました。

1年生の時からのクラスメートと同じ時期(来年の1月)に卒業するので、その方が卒業式も楽しいすはず!

今学期は法学部の授業ですが人文科学に近いコースを取ったので、楽しく勉強したいと思います。

by Hiroshima-Momiji | 2018-01-26 02:13 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(0)


勉強法記録(法学)その2:筆記試験対策

今回は筆記試験対策について、勉強法の本も参考にして試行錯誤しながら、私が最終的に辿り着いた勉強法をご紹介します。(もちろん理想であってなかなかその通りにはできないこともありました。)

法律以外の科目にも応用できると思うので、ご参考までに。

私の試験対策はとにかく過去問重視!過去問は数回勉強するのを目標にします。
教科書ももちろん読みますが、全部はとても読み切れないので試験期間(2週間前頃)になったら教科書の精読は諦め、事典のように使っていました。

過去問を使った勉強の流れ

◇新しい過去問(過去最低6~8回分程度)は複数回勉強する!
  • 1回目:問題を読んで、少しだけ頭の中で考えたらすぐに摸擬解答を読む。重要な点にマーカーで印を付ける。分からない点は教科書で確認する。
  • 2回目:問題を読んで、答える内容を箇条書きにする→摸擬解答を読む。見落とした論点等にマーカー。不安点の残る問題に後で見直すよう印を付ける。
  • 3回目:2回目に印を付けた問題を解き、解答を箇条書きにする。→答えを読む。間違えていたら更に印を付ける。
  • 最後はマーカーで印を付けたところを見返せばよい。

1回目にすぐに摸擬解答を読む理由は、間違った答えを覚えないようにするためです。その昔、「一度間違えて覚えると癖がついてしまうから、初めから正しく」という旨が書いてあるピアノ教育本を読んで、なるほど、と思ったのです。間違えたほうが覚える、という話も聞きます。確かに本番で間違えたものは印象に残ると思いますが、経験から、練習で間違えたものはどっちが間違いでどっちが正しかったのか、後から混乱して分からなくなる危険性があります。

時間面でも、自分でじっくり考えてから答えを見るよりも効率的です。

◇古い過去問は省略形で
  • 上記の1回目を、モレが無いよう確認する程度に。
    • 自分の受ける試験の出題者が作っている問題を優先して確認。

    (古い過去問は法律が違ったり、出題者が違ったり、似た内容が近年の過去問にあったりするため、重要度は低めです。でも心配性なのでできるだけ確認しました。)


    ◇プチ模擬試験
    • 既に一度は目を通してある過去問を選び、模擬試験。

    新しい問題を解かないのは、上記と同じ理由で間違った答えを覚えないため。模擬試験の目的はあくまで解答を書く練習です。
    本当はたくさん練習するのが理想なのですが、私の場合内容をカバーする方が重要課題だったので、模擬試験は1回のみ、又は大問1題のみくらいしかできませんでした。


    過去問に並行して

    ◇『虎の巻』作成!
    虎の巻というのは私が勝手に付けたネーミングで(笑)、重要なポイントを簡潔にまとめたものです。
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    主に過去問に出てきたポイントや、自分で重要だと思ったところを書き出していました。筆記試験の前の最終確認に使ったり、持ち込み可の試験ではチェックリスト代わりに使ったりしていました。

    途中から、伊藤真先生の本で読んだ『論証ブロック』を虎の巻に取り入れました。本番でイチから解答を考えていたら時間がかかってしまうので、よくある論点について、「こういう論点が出たらこう書こう」という論証パターンを事前に用意しておいて、時間を節約するという作戦です。本来の使い方は、論証パターンをカードにして暗記、という感じ。伊藤塾では既成の論証パターンが手に入るコースがあるみたいですが、ここにはそんなものはないので全て手作りしないといけません。過去問を参考に作りました。暗記カードの代わりに、A5のリングファイルに。

    注意しないといけないのは、持込可の試験の時。自分で作ったノートは持込可ですが、過去問は持ち込んではいけないことになっています。なので、過去問のコピーにならないように、あくまで個別の論点について自分の言葉でまとめたものを用意するようにしました。

    非ネイティブなので、スウェーデン語で試験場でよい言い回しを一から考えると、どうでもいいところに時間を取られて時間をロスしがちです。文章の組立てを少し用意しておくだけでもかなり時間の節約になりました。


    ◇ブラインドタッチ(スウェーデン語)の練習!
    電子化が進み、ルンド大法学部の筆記試験は基本的にパソコンで受験ができます。試験会場にノートPCを持って行き、テスト専用のプログラム(解答中は他の機能は使えない)で解答するのです。学生にとっても楽ですし、採点する先生も学生の乱雑な字を読まなくて済みます(笑)

    手で書くよりは断然早くて楽とはいえ、けっこう打ち間違えるもの。しかもスウェーデン語のアルファベットは日本で習得したブラインドタッチには入っていないので、解答スピードを上げるためにネットで見つけたページでブラインドタッチの練習をしました。

    私が使ってたのはこれ→Snabbskriv

    ◇セミナーの復習
    セミナーからテストに出ることが多いので、テストに平行して復習。

    ◇持込可の場合、使う資料の整理
    本番で見つからなくては意味がないので、付箋やインデックスで目印を付けるのは必須!


    上記のように色々工夫して勉強していましたが、私が唯一と言っていいほど最初から最後までちゃんと達成できていたことは、ズバリ
    睡眠時間を削らないこと!(´▽`)

    けれど試験前後には夢の中で問題を解いたりしてたので、起きてても寝てても疲れ具合は一緒だったかも⁈
    ともかく、身心の健康が第一なので睡眠は重要です!

    by Hiroshima-Momiji | 2018-01-13 08:29 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(4)


    勉強法記録(法学)その1:勉強法についての参考書

    ルンド大学法学部へ入って3年半。法律プログラムも残り少しとなりました!

    日本では未修分野だった法律をスウェーデン語で一から勉強するのは大変でしたし、周りから非ネイティブで法律を勉強するのは難しいでしょうと言われたこともあります。

    でもここまで、一度も試験に落ちることなくやって来られました(*^^*)諦めなくてよかったです!

    何かが「難しい」と言われるからといって、必ずしも自分にそれが「できない」と捉える必要はないのです!
    (もちろん時見極めは大事だと思いますが。)

    ちなみに、今まで受けた試験の数はこんな感じ!
    筆記試験:合計11回、合計時間52.5時間!!
    口述試験:1回
    Home exam:2回
    この他に必須でエッセイ、プレゼンテーション、グループワークなどがありました。

    筆記テストがある科目が終わってから久しいので、忘れないうちにどうやって勉強したかを何回かに分けて、備忘録として書いていきたいと思います。

    勉強法については試行錯誤の連続で、日本の資格試験や司法試験への勉強法も参考にしました。
    訳に立った情報源3つをご紹介!

    インターネット
    • 関大法曹会の作成した司法試験合格のためのバイブル『REVIBLE』…普段の勉強法から、おすすめの文具、試験対策まで載っていて、法律の勉強を始めるに当たり参考にしました。こちらのHPでダウンロードできます→RIVIBLEの発行について

    書籍
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    • 図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!(椋木 修三 著)…どちらかというと短期間でも合格できる試験向けの勉強法本ですが、効率のよい勉強の仕方、計画の立て方など参考になることがたくさん。付箋がたくさんついています。
    • 伊藤真の司法試験に合格する勉強法…日本の旧司法試験に対応しているので教材などは参考になりませんでしたが、効果的な記憶法や論述試験の対策に関しては参考になることがたくさんありました。

    集中力とモチベーションをどう保つかが課題で、他にもKindleで購入して色々研究しました。上記の資料はやる気アップのために時々パラパラと見直していました。
    スウェーデン語の勉強法の本も探しては見たのですが、法律に特化した勉強法本はあまり見つからず。(英語の本は図書館で見つけました。)

    次回は筆記試験対策について書こうと思います。

    by Hiroshima-Momiji | 2018-01-07 03:33 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(0)


    秋学期後半

    秋学期後半は、選択コースの集団的労働法(Kollektiv arbetsrätt)を勉強しています。


    ここでカリキュラムをご紹介:

    私の通っているルンド大学の法律家プログラムは、全部で4.5年。始めの3年間(第1~第6セメスター)は全て必修科目で、基礎コースという位置づけです。第6セメスターの後半は学士論文を書くので、始めの3年が終わると学士号(Bachelor of Legal Science)が取得できますが、これだけでは法律家には不十分なので、そのまま修士レベルの第7~第9セメスターに進みます。

    4年目の第7~8セメスターは選択科目形式。法学部の用意している選択コースでもよいし、交換留学に行くこともできます。また、最大1セメスター分は、一部の法律以外のコースも単位に算入できます。なので、4年目に他の学部の授業を取る人もいれば、過去に勉強した他学部の単位を法律家プログラムの単位として算入して、卒業を半年早める人もいます。

    選択科目の単位を1年分取り終わったら、いよいよ最終の第9セメスター。1セメスター間丸々修士論文を書いて、晴れて法律家Master of Laws (LL.M)の資格が取得できます!仕組みがちょっと違うのですが、これは日本では司法試験合格に相当します。


    私はプログラムの勉強を始めてからカウントすると今第7セメスターですが、幸いにも、早稲田大時代に取った単位を使うことができるので、これを1セメスター分算入して、第8はスキップすることになるので実質最後から2番目のセメスターです!

    集団的労働法のコースは、インターンシップコースに引き続き2つ目の選択科目。
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    スウェーデンでの労働市場、労働状況などには元々興味があり、このコースでは商業的分野でも役立つ内容を勉強するので選びました。労働組合・雇用者組合の組織率が非常に高いスウェーデン。それが『スウェーデン・モデル』と呼ばれる労働市場の形成に大きく関わっているのですが、このコースではそういった面に焦点を当てて色々な議論をしています。

    このコースの目玉は、弁護士事務所で行われる摸擬交渉!学生が労働組合側と企業側(弁護士)に分かれて、労使交渉をします。しかもそれを行う弁護士事務所は、先日までインターンシップをしていたところ。楽しみです!

    そして嬉しいことに、成績は最後に書くエッセイで決まります。テストなし!!♪だから選んだんだけど、(笑)

    このコースが終わると残りは修士論文!修士論文も労働法について書くことに決めて、先日申し込みしました。
    いよいよ卒業が見えてきた!

    最後に、スウェーデンの労働契約や賃金など調べるときに役立つ政府機関のページをご紹介します。
    スウェーデン語版: Medlingsinstitutet

    by Hiroshima-Momiji | 2017-11-21 06:57 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(3)


    インターンシップ終了

    先週で、10週間の法律事務所でのインターンシップが終わりました!
    始めたときはまだ8月半ばで夏だったのにもうすっかり寒くなって、あっという間の10週間でした。

    法人向けの弁護士事務所、インターン生の私がやったことはこんな感じ:
    • 弁護士から、実際のケースに関わる調べ物を私に回してもらい、法律など調べてレポートにまとめる。
    • クライアントへ返事を出すときの提案や下書きをする。
    • 裁判所への同行、労使交渉やクライアントとのミーティングに同席。
    • 事務所での勉強会に参加。
    などなど。

    一応指導役の弁護士さんはいたのですが、その人が私のやることを全て決めるわけではなく、何か案件ある人が直接私のところにくる形でした。なので、手持ち無沙汰にならないよう自主性が必要!月曜の朝にミーティングがあり、各自その週の予定を報告するので、面白そうな裁判などがあれば着いて行ってよいか聞くようにしていました。

    インターン先はとてもいい雰囲気の職場で、ランチやフィーカの時は年齢や役職に関係なく一緒に座るのもいいなと思う点でした。

    インターンを始めて一番びっくりしたのは、私専用の部屋を割り当てられたことです。
    じゃーん!
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    ドアは普段は開けたままですが、閉めたら遮断されてすごく静か。机は電動で上下するもので、PCモニターは二つあるし、インターン生なのに待遇が良くてびっくり!

    自分の部屋があると、銀行勤務の時みたいにオフィスに置き靴ができて便利♡笑
    このパンプスはインターン開始に合わせて買ったお気に入り♪
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    もちろんコーヒーも飲み放題だし、フルーツなどもありました。

    事務所ではフィーカは10時と15時の2回。毎回全員が来るわけではないですが、私は働いている人と話ができるいい機会なので事務所にいて用事がない時は毎回参加してました。アシスタントも入れると40人くらいはいる事務所なので、話題やメンバーにバリエーションがあって楽しかったです。卒業後の進路についても相談できてよかった!

    先学期までは必修のコースでテストもあり、いつも勉強に追われている毎日でしたが、この10週間は家では勉強しなくてよくて、精神的にすごく楽でした。急な誘いにも乗れるし、家で勉強せず好きなことをしてても罪悪感が少ないし(多少はある笑)。

    事務所での人との関りも張り合いがあってよかったです。もう行かないと思うと寂しい!!

    インターンシップは選択コースとして行ったので、大学にレポートを提出して単位をもらいます。インターン中に書いたレポートを何個か選んで提出することにしました。いい評価がもらえますように!


    今週からは大学に戻り、選択コースで集団的労働権の勉強をします。

    最後に、10月上旬の大学図書館の様子を♪
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    by Hiroshima-Momiji | 2017-10-31 22:04 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(2)


    秋学期、インターンシップ開始!

    ルンドの周りの学生より一足先に、私の第7セメスター(T7)が始まりました!

    今学期は選択科目のセメスターで、私は前半にインターンシップ10週間、後半に労働法のコースを取ります。今週がインターンシップはじめの週。

    インターン先はマルメの弁護士事務所。法人向け業務が主の、中規模の事務所です。
    ビジネス法務には入学時から興味があったので、インターン生に採用してもらえて本当に嬉しい!

    インターンシップは法学部の選択コースとして認められて、単位も出ます。インターン先は自分で見つけなければいけません。

    さて、私がどうやって見つけたかというと…

    学部の就活フェアで知り合った弁護士さんに、インターンシップをしたいとメールをしてみたのです。弁護士さんと知り合ったのは2年前のキャリアイベントパーティー(以前の記事参照)。その後あった学生アシスタント求人に応募して面接にも2回行ったことがある事務所でした。採用担当の別の弁護士さんに話を回してくれ、成績表提出、面接を経て、インターンに採用してもらえることに!2年前の出会いがここにつながるとは…‼☺

    学生アシスタントに応募した1年半前は残念ながら不採用でしたが、その時に採用担当のボス弁護士に会っていたこともあり、今回はスムーズに話が進みました。

    (1人の枠の学生アシスタントにわざわざ日本人を選ぶという冒険はしにくいけれど、無給のインターン生ならチャンスをあげられるっていうのはあるのかなあ。。)


    他にも何人か応募していると聞いていたのですが、あまりにスムーズに決まったので本当かどうか少し謎です(笑)。法学部のインターン生は私だけで、来月からはパラリーガルのインターン生も来るそうです。


    インターンシップはとりあえず、週4日で始めました。様子を見て、面白い案件がある週は毎日行くつもりです。

    学部のHPには最低8週間x週5日の計40日間行くように書いてあったのですが、当初バイトとの両立を考えていたので学部に問い合わせ。10週間x週4日の計40日でもよいと言われたのです。バイトはもうないので週5日行くこともできるのですが、なにせフルタイムで働いていたのは5年前。新しい「職場」で緊張し疲れることを考えたら、少しスケジュールに余裕を持たせた方がいいかと思ったのです。(今週行ってみて、その予想は正解でした!笑)

    週4日だけっていうとやる気ないみたいに思われるかなーとも思ったり…でも長く働くのが美徳とされる文化ではないし、無給のインターン生であって従業員ではないので、向こうもきっと気にしてないだろうと思い(願い)ます。ちなみに指導担当の弁護士さんも週4日勤務だそうです。

    ちなみに、インターンシップを選択するときに取得単位の条件があり、その条件を満たすのに早稲田時代に取得した単位が役に立ちました。無駄じゃなかったんだ、と思えて嬉しい!


    今まで机の上で勉強していた法律を、実践で学べるのはとても面白いです。楽しく頑張ります!

    by Hiroshima-Momiji | 2017-08-25 05:17 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(4)

        

    留学時代に知り合った彼と国際結婚し、2012年夏からスウェーデンに住んでいます。スウェーデンでの生活、大学のこと、日常生活、猫、オケでの活動、旅行などについて気ままに綴ります。
    by Hiroshima-Momiji
    ◆About me◆
    広島県出身。スウェーデン南部のルンド在住。

    《経歴》
    2019.1 法学修士LL.M.取得
    2014.8-2019.1 ルンド大学法学部 (Juristprogram)
    2012.7 スウェーデンへ移住
    2010-2012.6 銀行勤務
    2010.3 早稲大学国際教養学部卒
    2007-2008 ルンド大学(交換留学)

    《家族》
    夫Erikと猫のルドルフ

    リンク
    スウェーデンに移住した35歳妻子持ちエンジニアのブログ

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