昨日、友人と上野まで阿修羅展を見に行ってきました。
入場に並んでいるとき、テレビの取材班がいました。
あーいるなー、と思ってぼーっとみていたらなんだかこっちに近付いてきて、「インタビューしてもよろしいですか」と聞かれました。
また!?と思ってびっくり。
というのも、以前同じ友人と新宿に出かけたときにもインタビューされたことがあるんです(そのときはtbsのオブジェクションでした)。
彼女と2人きりで遠出したのはこの2回だけなので、ものすごい確率です。
(前略)
レポーター:「(写真を見せながら)阿修羅像のフィギュアがありますが、欲しいですか?」
私:「いや、ちょっと…。本物のほうがいいですね」
レ:「どう思いますか?」
私「えっと、、どんな人が買うのかなーと思ってました。」
気の利いた答えができなくてごめんなさい!
阿修羅像に群がり眺める人々を遠くから見るのは、なかなかインパクトがありました。
像に当たった光が反射して最前列にいる人々をぼうっと照らして、まるでドラクロワの絵のような印象でした。
もちろん肝心の阿修羅さんも、端正な顔立ちに愁いを帯びて、なかなか素敵でしたよ@
人間らしさが追及された仏像、とのことで、たしかに表情は本当に人間的でした。今にも動き出しそうな滑らかなラインで、美しく神聖な感じがしました。
他にも興福寺にまつわる展示物がいろいろありました。
博物館で見るのもいいけれど、やっぱりお寺の雰囲気の中で味わうのが一番いいんだろうなーと思います。