先日、5年間一緒に暮らした愛猫のルドルフが他の家族のもとへ引っ越していきました。
引っ越しの理由は色々あるのですが、簡潔に言うと生活の変化で猫にかけられる時間と精神的余裕が減ってしまったこと…そして増える見込みが今後しばらくないこと。もっとお世話をする余裕がある家族の元に行く方がルドルフにとっても私たちにとってもよいのではないか、という結論になったのです。
大学時代ずっと側にいてくれた猫なので寂しい
けれど、今度の家族は大家族でたくさん遊んでもらえそうだしお家も広くなったので、ルドルフにとってもこれが一番の選択肢だったと思います。
ここで注釈を入れると、スウェーデンではペットがお引越しする際、タダで譲るのではなく、売買するのが通常です。(知り合いや家族間なら話は別でしょうが)タダで譲ると、虐待目的の人や、ペットを飼う責任感が薄い人の元へ渡るリスクがあるからだと思います。
ルドルフはサイベリアンという品種なので、サイベリアンの純血種のグループの掲示板(HPもFacebookもある)で新しい家族を探しました。ブリーダーさんの、この価格以下で売らないようというアドバイス(おそらく、品種のブランド価値を落とさないため)も参考にしました。
掲示板を見ると、大人の猫の需要もある程度あるのが分かりました。大人の猫は性格が分かっているし、サイベリアンは人気の品種なのです。
投稿してすぐにストックホルムに住む家族から問い合わせがあり、ビデオ通話を経て投稿した翌々日に引っ越し先が決まりました。もっと時間がかかると思っていたので、あまりに早く決まって気持ちが追い付かなったくらい。
引っ越しはその3週間後でした。わざわざストックホルムから車で迎えに来て、ほんとに望まれて引っ越した、という感じ。
新しい家族は我が家より1.5倍くらい広い家に住んでいる、大きい子供が4人いる大家族!ルドルフも退屈しないと思います。子供たちもお世話ができるくらい大きいので、人手面も、広さ面も、我が家での生活よりもアップグレードです。この人たちなら安心してルドルフを任せられると思いました。そして会いたくなったらいつでもいらっしゃいと言ってくれました。
ルドルフは子供たちにも喜んで迎え入れらたようです。子供のベッドに満足気に座ってる写真(↓)を見て、よかった、と思いました。もう抱っこできないのは寂しいけれど、我が家で退屈にしてるんじゃないだろうか、もっと時間をかけてあげなきゃと心配しながら過ごすより、遠くでも楽しく過ごしていると思う方がいい。
大好きなルドルフ、5年間ありがとう!幸せに暮らしてね