修士論文、目標の
最高成績をもらえました!!(*´▽`*)
修論セミナーの約2週間後に試験官の先生からメールがあり、"Du har fått ett välförtjänt AB" ("You have got a well-deserved AB")と書いてありました。ABは3段階の最高成績のこと。この褒め言葉は嬉しい!!
実は、私は今回試験官だったクリスチャン先生を指導担当に希望していました。法歴史の中でも刑法に詳しい先生で、論文の申し込みをする前にテーマの相談にも乗ってもらって、「日本でのヨーロッパ法の継受についての論文読んでみたいなあ」とおススメされていたという経緯があったので。
でも指導担当に決まったのは、第3希望のエルサ先生。第3希望にしていたのは、専門分野がちょっと違うかなと思ったからです。人物的には法歴史の先生は3人のうち誰になってもよさそうと思ってました。
指導が始まって、先生の専門分野は全然問題でないことが判明。論文の進め方や構成、問題提起など論文を書く上で重要なことは指導教官に相談して、他の専門内容で質問があれば指導教官以外の先生に質問に行けばよかったのです。エルサ先生にも、刑法はクリスチャンが詳しいから参考資料のアドバイスもらったらいいよ~、とお勧めされ、先生の間でもほかの先生に質問に行くのは公認なのかなという印象。参考資料以外にも、クリスチャン先生には刑法史の質問に行ったし、先生の博士論文もかなり引用しました。
というわけで、クリスチャン先生が試験官だと分かったときは、(何か変なこと書いてたらすぐ見抜かれるので)ちょっとドキドキしました。
先生は刑法史に詳しいとはいえ日本の刑法については知らないことも多く、例えば旧刑法の制定にフランス人のボアソナードという人物が携わっていたことなど、興味深かったとのことでした。論文が認めてもらえて、そして面白いと思ってもらえて嬉しい!
これで卒業に必要な単位がすべて登録されたので、卒業証書発行の申請をしました。4週間くらいかかるらしい…いつ来るかな?