今回は言語を特定せず、語学勉強法について。
はじめは情報の少ないスウェーデン語のオススメ勉強法・教材についての記事を書こうと思ったのですが、書いているうちに勉強法については、英語や他の言語にも共通する内容だと気づきました。なので記事を分けて、今回は私が実践した勉強法でよかったと思うものを紹介します♪
まず、とにかく言語をたくさん聞くこと!
目的は、音に慣れることと、感覚をつかむこと。
といっても聞くのはなんでもよいのではなく、選び方に3つのポイントがあります。
- 自分のレベルに合ったもので
- ちゃんとスクリプトが書いてある教材を選び
- 1回きりでなく繰り返し聞く!
自分のレベルに合ったもの、というのは難しすぎる内容を聞いていても、聞き取れないしストレスが溜まってしまうし、身につかないため。
スクリプトの有無はかなり重要!自分の聞き取りが正しかったか、分からないところはなんて言っているのか、確認するために必要です。
そして、1回きりでなくて何度も繰り返し同じ教材を聞くこと。何度も聞いているとだんだん覚えてくるので、使えるようにもなってきます。1回しか聞けないテレビやラジオ番組だと、わからないこともそのままになってしまうし頭にも残らないし、メインの教材には向いていないと思います。
私は語学は耳から入る派なので、スウェーデン語も英語もとにかくたくさん聞きました。教材を録音しておいて、移動中にとにかく聞く。ずっと一生懸命聞かなくてもいいし、うたた寝しながら聞いてもいいから、とにかく音に慣れる!花の高校生時代も、周りの生徒は通学中音楽を聴いている中、私はとにかく英語ばっかり聞いていました…(笑)。
発音の学び方で絶対おすすめしないのは、カタカナで覚えること(>_<)
カタカナがふってある英語教材なんかは、買わない方がいいと思います。日本語脳から抜け出せません。スウェ語は日本で手に入る教材が少ないのである程度は仕方ないかも…ですが、カタカナは無視して極力見ないようにしたほうがいいと思います。
リスニングと同じ教材で、スピーキングの練習もできます。音声を止めることができるならスクリプトを見ながらリピート、止めないならばシャドーイング(影のように追いかけて同じ言葉をすぐ発音する)をします。よく聞いて、なるべくそっくりになるように発音。ダイアログ形式だったら、どっちか役を決めてかぶせて発音したりもできます。リズムや抑揚を身に着けるのにお勧めです。
単語は、繰り返し学習 + 色々な感覚を駆使して覚えるようにしたのが効果的でした。
繰り返し学習…教材でも、自分で作った単語帳でもいいので、答えを隠して単語を答える練習ができる状態にする。解いて、間違えた単語には印をつけて何度も繰り返す。(繰り返すときはできる単語は飛ばしていいけれど、できない単語はできるようになるまで何度も)。
練習は、①単語を見て日本語訳を答える練習→②日本語訳を見て単語を書く練習 の順が効率がいいです。
色々な感覚を駆使…書く(視覚と手の感覚)、発音する(口と耳)、そして聞く教材があれば尚良しです(例えば英語だと私はターゲット1900のCDを買って、ひたすら聞きました)。
文法は、学校で勉強する内容を理解することと、使っている教材の練習問題をすることが主な勉強法でした。とにかく聞くメソッドのおかげか、文法の感覚もつかみやすかったです。
あとは、分からなくても恥ずかしいと思わないこと!
分からなくて情けなく思ったり、疎外感を感じたりということは、外国語の勉強をしていると多かれ少なかれ感じることがあると思います。でも、外国語を勉強しようとしているだけで偉いんです!もっとゆっくり話して欲しければそう言ってもいいんだし、別に聞き役に徹してもいいのです。
ネイティブやうまい人ばかりの会話は確かに億劫かもしれませんが、この会話が全部分かるようになったらどんなに楽しくなるかなあ、できるようになりたいなあ、と考えればモチベーションアップにもつながります。
ただ、本当に配慮のない人たち(アイコンタクトもないし、内輪だけで盛り上がっているような人たち)に当たってしまった場合は、言語以前の問題なので逆にモチベーションダウンにならないよう、避けてもいいと思います(笑)
私が英語を本当に話せるようになりたいと思ったのは、海外旅行でオーストラリア人の友達ができたことと、ハリーポッターの世界に魅了されたのがきっかけです。
スウェーデン語を話せるようになりたいと思ったのは、留学中、学生オケがほぼスウェ語オンリーだったので、「分かるようになりたい!スウェーデン語ができるようになって、みんなをびっくりさせたい!」と思ったのがはじめでした。
あの時のわくわくする気持ち。思い出すと、また語学勉強したくなってきます♪