広島もみじの冒険日誌 in Sweden


ローマ教皇訪問前日のルンド

この小さなルンドの町に、なんと明日ローマ教皇が訪問するということで、町の中はいつもと違う雰囲気です。

ローマ教皇のルンド訪問の話を初めて聞いたときは、冗談か、誰かの願望かと思いました。ストックホルムとかウプサラではなくて、ルンドに!?と。でも、本当でした。

訪問先はスウェーデン南部のルンドとマルメ。来年2017年の宗教改革500周年に向けての、ルター派とカトリックの共同の記念礼拝をするためだそうです。

なぜルンドなのか、という理由をスウェーデン国教会のHPで見つけました。

ルンドは宗教改革前後1000年ものキリスト教の存在を象徴しているから、またルター派世界連盟が約70年前に設立されたのがルンドだから、などが選ばれた主な理由だそうです。

当日はたくさんの人出が予想されているらしく、町の中心部がパニック状態になるのではとも心配されています。大聖堂の周辺では立ち入り禁止区域も。
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上の写真に写っている建物(Kungshuset)でスウェーデン国王と教皇の面会があるそうで、こちらの警備はかなり厳重。
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自動小銃を持った警官。ふだんこんな武器を見ることありません!

時間によってはもっとすごかったようです↓

大広場には仮設トイレが大量に…。駅前にもありました。
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色々な国の報道陣も来ているようで、朝はヘリコプターが飛んでいたし、イタリアのTV局を見かけました。報道陣だけでなく、教皇に一目会いたいというキリスト教信仰者たちも国境を越えてがやって来ています。皆さんとてもうれしそうな様子でした。

明日はいったいどんな様子になるのでしょうか…。興味はありますが、野次馬心で町中に近づいたら大変なことになりそう。幸運なことに授業がないので、ニュースで様子をうかがうことにしようと思います。

注)日本では「ローマ法王」と「ローマ教皇」の表記が混在していますが、この記事ではカトリック中央協議会の推奨する「ローマ教皇」の表記に統一しました。

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# by Hiroshima-Momiji | 2016-10-31 00:58 | スウェーデン生活、文化 | Comments(2)


新卒時の就職活動振り返り

前回の記事のつづき。

私の日本での就職活動は、かなり迷走していました。

大学3年の私の希望は
  • 英語を活かせる(海外と関わりがある)
  • 自分で決められる裁量が大きい
  • 誇りに思う商品・サービスを扱う会社
  • 安定している
  • 勤務地は東京・関西・広島あたりだといいな
といった感じでした。

自分で決められる裁量が大きそうということで、私は総合職志望でした。
更に海外と関わりがある業種というと、けっこうバリバリ働く系の業種がまず候補に挙がってきます。転勤もあるところが多い。

でも、私はライフワークバランスを重視したい。海外と関われていいなと思う仕事でも、人生を捧げて長時間労働するほどの情熱は持てない!!仕事は頑張りたいけど家庭も持ちたいし、会社に住む場所を決められたりもしたくない。そんな仕事って日本ではほとんどない…。

就活サイトに登録していると、大学名だけで座談会やランチへのお誘い電話が来るので(いわゆるリクルータ)、興味の幅を広げて行ってみました。色々な説明会に行きましたが、なかなか業種が絞れない…自分でも迷走していると自覚していました。私は何をしたいかわからなくなってしまったのです。

そもそも国際教養学部を選んだのも、何をしたいかがよくわからないからでした。大学で勉強しているうちにわかるかな、と思っていたのですが、結局就職を始める頃になっても分からない!

英語を使ってバリバリ仕事がしたいのか、ただ海外に住めればそれでいいのかも、よくわからなくなりました。

業種ですが、初めの頃はメーカーも色々見ていました。はじめの頃気になる会社にはES(エントリーシート)を送りましたが、ESから先に進まない…。メーカーのESは独自のお題などがあり結構大変だったのです。しかも商品にどれだけ信念が持てそうか考えるとなかなか疑問が生じることが多く、時間がかかるのに落とされる可能性が高いならと、結局ほとんど受けませんでした。一社だけいいなと思ったところで最終面接までいきました。

そのころ地元の銀行の説明会にも行っていました。「地元を元気にする」というビジョンに素直に共感できたし、地に足がついている感じがしました。でも、英語は使う機会がなさそう。

結局業種はバラバラで、決して多くない数の企業にエントリー。面接にもいろいろ行きましたが、こんなに迷いのある就活生が、どう外面を装ったところで企業にどう見えるかは明白です。しかも、私はあまりガッツも体力もないので、そういうのは採用側から見てもよくわかったことでしょう。

でもバリバリさを求められない面接はうまくいき、最終的に、地元の銀行から内定をもらいました。

本当は、英語を使えないということ、東京を離れるということにまだ迷いがありましたが…この頃はリーマンショックのすぐ後、就職氷河期とも言われているそうで、もう内定をもらった以上の条件の就職先は見つからないと思い、心を固めて地元へ帰りました。


今、もし私が過去の自分に就活のアドバイスをするとしても、正直あまりいい代案はありません。

日本で働くとしたら、地元で銀行員をするというのが一番良い選択肢だったと思うからです。

まず、私は真面目そうに見えるし、年上の人と話すことも得意なので接客には割と向いていました。信頼して慕ってくれるお客様もいらっしゃいました。ちょっと猫をかぶっていたと思います(笑)「もみじさんは怒ったりなんてしないんだろうね~」とお客様に言われたり…。

それから、勉強が好きということ。銀行では経済や色々な金融商品の仕組み、財務諸表の読み方など色々勉強でき面白かったです。

勤務時間も、支店や時期によって差はありますが、日本の水準でいうといい感じでした。仕事に慣れてからは、趣味の吹奏楽も始められました。(そもそも広島はそんなに遅くまで交通機関がないので、首都圏のように深夜まで仕事をすると帰れない人が続出してしまいます。)

また地元なので家族もいて、住居面で節約できるのでお金も貯められたし、社会人時代の友人が広島にできたのも大きい収穫です。


けれど、私の考え方は日本の伝統的な仕事文化とはかなり違うので、日本で働くということはやはり色々と思うところもありました。そして、自分の理想の将来像が思い浮かばす、こう思うようになりますた、

ずっと憧れていた海外と関わることもなく、安定したレールの上を走っていく人生、これでいいのかな…?

そう思っているところに留学時代の古い友人のErik(今の夫)が来日して3年ぶりに再会。留学中の気持ちを思い出し、やっぱりもっと挑戦したい!と思うようになったのです。

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# by Hiroshima-Momiji | 2016-10-26 05:54 | 日常、自分、家族 | Comments(0)


昔の日記:将来どこに住みたいか。

21日に試験が迫っているので、絶賛試験勉強中です。先日、気分転換に昔の日記を見返していたら、中学3年の時の日記にこんなことを書いているのを見つけました。

『私は外国に行きたい。でもどんな職業があるんだろう?私は安定していて、自分の時間を持てる仕事をしたい。それから、好きな分野の仕事がいい。』

外国に行きたいと昔から思っていたのは覚えていますが、こんな頃からライフワークバランスのことを考えていたとは…。しかも、仕事内容よりもそれが先に来ているのが、我ながら笑えます。

そして、大学2年生、ルンドに交換留学に来て3か月目の日記にはこんな内容が。

『コリドー友達と地震や火山やタバコの話をしてて、スウェーデンに移住するのもいいかもなーなんて思ってしまった。スウェーデンは寒いけど、大きい自然災害は少ないみたい。今離れてるから意識してなかったけど、そういえば東京では地震の心配があるんだった。』

『スウェーデンでは屋内の公共の場でタバコを吸っちゃいけないという法律があるんだって。だからパーティーに行っても、レストランに行っても、大学内でもタバコを吸ってる人がいない。意識せず快適に過ごしてたけど、そういえば日本ではしょっちゅうタバコストレスを感じてたんだった。ここにに慣れて日本に帰ったら、余計タバコ気になるだろうな。』

『でも、家族や友達は日本にいるし、日本好きだしなー…。』

そんな風に思っていた私ですが、留学を終える頃は、やっぱり私にとっては日本が一番住みやすいのかなあと思ったりしていました。今の夫とは留学中はただの友人だったので、スウェーデンに引っ越すという選択肢はありませんでした。その時は「ルンドにはスウェーデン語ができないと娯楽がなさ過ぎて1年ならいいけど、何年も住むのはきついだろうな」「外国に外国人と住むよりも、日本に日本人として住む方が楽かなあ」と思ってました。日本に帰るという現実を受け入れようとしていたのかもしれません。

そして留学を終え帰国。やっぱりタバコの副流煙はとても気になりました。分煙も増えてますが、禁煙席の方が混んでいて待たされたり、喫煙席から煙が来たりします。飲み会のメンバーで喫煙者がいて目の前で吸われると厳しい、特にそれが目上の人だとやめて欲しいとお願いできないし、それくらい寛容になれと言われたり。でもおいしいご飯が台無しです。

あと、喫茶店でコーヒーを頼んだら牛乳でなくてコーヒーフレッシュが出てくるのも嫌と思うように(笑)。

でも、東京での暮らしはとても楽しかったので、すぐに日本での生活を満喫しはじめました。サークルの能に加え、茶道と能管(笛)も習い始め、大学の授業も面白かったし、友達にも恵まれていました。美術館もデパートも古典芸能もたくさんある東京という都市。都会の、やりたいと思ったらなんでもできる感覚に魅了されました。


東京にもっと住みたい、でも地元の広島に帰る方が幸せかもしれない。そして海外へ行きたいという思いもやっぱりある、という複雑な思いが強くなり始めたのはこの頃。

仕事のことを考えても理想と現実が合わなさ過ぎて、どんな仕事がしたいのか、どんな生活がしたいのか、どこに住みたいのか、よくわからなくなっていました。そんな中、就職活動を始めた私は迷走することになるのでした……この話は、また今度。

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# by Hiroshima-Momiji | 2016-10-16 01:02 | 日常、自分、家族 | Comments(0)


スウェーデンで親知らずを抜く

以前の記事『歯の保険Frisktandvårdへ加入』に書いたように歯の健康保険に入っていたため、この1月に定期検診に行ってきました。

治療について

前々からレントゲンには写っていたのですが、私の下顎には歯茎の下に水平に生えている親知らずがありました、初めて受けた検査でもその次の定期健診でも、「これは表面に出てくることはないだろうから放っておいていいよ~」と言われたのに、今回になってはじめて、将来問題を引き起こす可能性があるから抜いたほうがよい、と言われました。費用は歯の健康保険を続ければそれでまかなえるとのこと。

特に虫歯にはなっていないので治療リスクなども考え悩みましたが、将来、親知らずがあることによって起こり得る問題へのリスクは抜いたらゼロになるので、重い腰を上げ治療を受けることに。

まず、顎全体のレントゲンを撮りに再度歯科医へ。私のケースは水平埋没親知らずだったので、普通の歯科医では治療できないということで、その後大学病院の口腔外科へ紹介状が送られました。予約が取れるまでの待ち時間が最大1年と聞きびっくり…。でもそんなに待ちませんでした。1か月半後に片側の手術の予約が取れました。

これがかなり放置プレーで、手術の日時について手紙が来ただけで事前に何の説明もなかったので、自分で電話して聞きました(^^;)手術日、口腔外科の先生からも説明がありましたが当日って…。

この日は神経にあまり近くない左の親知らずを抜歯しました。麻酔が効いていたので痛くはなかったのですが、機械の音や歯の砕ける音や、顎へ力がかかっている感触など、かなりの恐怖体験でした。傷口は溶けるタイプの糸で縫い、後日訪問はなし。当日は熱い食べ物は避けること、1週間市販の消毒薬でうがいをすること、痛み止めに使える市販の鎮静剤を案内され終わりました。

日本での治療事情について調べると、抗生物質を処方されるとか、抜糸や洗浄のため数日後また再診するとかあったので、違いにびっくりしました。抗生物質は公衆衛生の面も考えるとやりすぎな気がしますが、後日治療後を見てもらえるというのは安心でいいですね。

私はドライソケットになるのが心配だったので、何日も治療部分はゆすぐくらいにしていたら、治療後の穴に食べ物が詰まってしまっていました。頭痛も長引いたので、もしかして食べかすが原因だったのでは…と思っています。反対側を抜く際に確認したら、1日経ったら普通にうがいしてよいと言われました。

そして右側の親知らず。こちらは神経に近いということで、更に詳しいレントゲンを撮るため大学病院のX線課にまず送られ、5月に治療の予定でした。しかし前日に先生が病気ということでドタキャン…(病院都合なのに、キャンセルの連絡をしてきたおばちゃんが全然申し訳なさそうなトーンで話さないことに驚きました)。夏休みもあり、4ヵ月遅れの今、手術を受けることができました。

左側の手術がかなり恐怖体験だったので、右側は精神安定剤を使用したいと申し出、快諾。けれどフラフラしたりして危ないので付き添いが必要とのことで、時間を取らせて申し訳なかったですが友人にお願いしました。

安定剤はシロップのような飲み薬でした。飲んで20分待って、歩いて手術室へ。効いているのかよくわからんなと思いつつ手術を受けました。多少ぼーっとしてたかも。全部覚えてますが、確かに前回ほどの恐怖体験ではありませんでした。治療後の痛みも気のせいか少ない気がします。今日で抜いて4日目です。


感想。治療費が保険でカバーされるならば、スウェーデンで親知らず抜歯をするのも悪くない。けれど日本の歯科医のような説明の丁寧さや、予約の取りやすさは期待できない。


歯の保険について

歯の保険は3年更新で、今回3年目だったので検診と同時にリスクグループも再判定され、次の保険料が決まりました。

今回リスクグループ判定も上げられてしまいました。要因の1つは親知らず。なぜ、前回の中間検査のときでなく、保険料更新の今になって言うのか不満に思ってしまいました。親知らずは前からあったのだから、早く言ってくれたら更新のときまでに治療を終えられていたのに…。(まあ、今回の治療費が別にかからなかっただけでもよしとすべきでしょうか。)

もう1」つの要因は、歯ぎしりの「リスク」。前回中間検査の際、もしかしたら歯ぎしりをしてるかもしれないと申し出たことが理由です。その時は専門歯科医に送られ、結局歯の状態から歯ぎしりはしていないと診断されました。もしかしたら時々食いしばってることがあるかもしれないからと、顎をリラックスする方法を習いました。解決済みと思った問題をリスク判定の根拠にされ、不本意です。

前のリスクグループが1から4に上がり、保険料も3倍に(*_*;

これだったらプライベートに変えてもいいかなあと思います。親知らず抜歯のため更新していましたが、右側の経過が良ければ将来的には解約を検討中です。

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# by Hiroshima-Momiji | 2016-09-30 02:01 | スウェーデン事情いろいろ | Comments(6)


カルマル公演

週末はカルマルでルンダスペックスの公演があったので、サックス担いでカルマルまで行ってきました。
演目は春の公演と同じ『チンギス・ハン』です。

カルマル公演は毎年9月にある恒例イベントで、昨年に引き続き2回目の参加です。

こんなクラシックな劇場での公演♪でもこの劇場は小さすぎてオーケストラピッチがないので、残念ながら私たちは背景の幕の後ろで演奏…なので上演中舞台も客席も見えません(笑)
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今回はメンバーが今までにないくらい盛り上がり、酔っぱらって公演が終わった時点でかなり出来上がってテンションがおかしい人がたくさん(*_*; 閉幕して、観客が帰る間に演奏している曲に合わせて皆が踊りだし、ダンスフロアみたいになってました。

公演後は深夜にパーティーがあるのですが、今回はもう参加せず大人しく寝ました。
経験上、こんなに酔ってる人たちとパーティーで話しても翌日には何の話か覚えていないだろうし、人数も多いので会話するにはかなり叫ぶように話さないといけないので、行ってもあんまり収穫なさそうだなと思ったので(^^;)

パーティーで色んな人と話すのは好きなのですが、私自身あまりお酒が飲めないので、周りが酔っぱらいすぎてくるとテンションについていけません…。ほろ酔いくらいで会話を楽しみたい派です。

カルマルには留学中も来たことがあるので、今回で3回目です。演奏旅行だと観光する時間がないので、昔撮った写真を載せます。

世界史で『カルマル同盟』について勉強したことがあったので、初めて来たときはなんだかワクワクしたな~。印象としては、こじんまりとして落ち着いた町です。


カルマル大聖堂。ルンドやウプサラの大聖堂とはかなり雰囲気が違います。
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カルマル城。
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城っぽい!そして大砲もありました。
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ルンドからカルマルまでは電車で3時間。SkånetrafikenのJojoカードでチケットを買えば、割引価格で行けます♪

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# by Hiroshima-Momiji | 2016-09-19 01:55 | 課外活動、学生生活 | Comments(1)


第5セメスター(T5)開始!

第5セメスター(T5)が始まり、最初の週が終わりました。

今学期は始めの8週間に1つ目のコース『民事訴訟法・国際私法』、そのあと1月まで2つ目のコース『刑法・刑事訴訟法』を勉強します。

1つ目のコースの教材。
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青い本(法律集)以外は中古を買いました。

以前は中古本屋さんで教科書の売り買いをしていたのですが、仲介料が以外と高い(売り上げの3割)ということに気付き、先学期からはFacebookグループを通じ他の学生と直接売り買いを始めました。知らない人と金額などやりとりするのが不安だったのですが、特に値切られたりということもなく、トラブルもなく、意外と大丈夫でした。これなら古本屋を通すよりも売り手にとっても買い手にとってもお得な値段設定にできます。


今学期一番楽しみなのは、『刑法・刑事訴訟法』コースに含まれる1週間のインターンシップ!

行き先は裁判所、検事局、弁護士事務所などで大学を通じて行くこともできるし、自分で見つけてもよいとのこと。大学の手配だと同じ場所に何人も学生がいてあまり勉強にならないかもと聞いたので、私は別のところに行くことにしました。幸い義母の友人の弁護士が受け入れしてくれることになり、11月にストックホルム郊外の法律事務所でインターンシップをする予定です♪


第5セメスターまで来ると、もうだいぶ進んだなあと思います。始めたときは色々不安もありましたが、考査を乗り越えるごとに自信がついてきて、もう大丈夫!最後まで行ける!という気持ちです。ほとんどの学生が1セメスター目から一緒なので、ここまで一緒に進んで来れてうれしい!と思います。

そして、先学期から感じていたことですが、周りの学生の態度も良い方向に変わってきました。はじめの頃は、自分が賢いことを見せたいという意図が見え見えの(どーでもいい)質問をする学生がたくさんいたのですが、そういう人たちはプログラムから去ったか、あるいはそういう質問をするのを辞めたかで、今はあまりいません。

そして、私が個人的に感じているのは、前よりも私の言うことを信用・重視してもらいやすくなったということです。T4に進んでいる=進級条件のT2(壁、と呼ばれている学期)をクリアしているということなので、「この人はちゃんと分かっている/わかる能力がある」と見なされるようになったのかなと思います。まあ、みんな大人になってきたということなのかな(^^;)


法律家プログラムは全部で9セメスターなので、正式には今セメスターの中頃でやっと折り返し。ただ私は1セメスター分は単位換算でスキップしようと思っているので、今ちょうど折り返し!

まだまだ道のりは長いですが、テスト尽くしで大変なのは今学期と来学期のみでそのあとは選択コース+論文なので、この1年を乗り越えたら少しゆとりができるのではと期待しています。

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# by Hiroshima-Momiji | 2016-09-04 06:27 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(0)


フィンエアーで日本へ

日本へ帰省するとき、最近はずっとフィンエアーを利用しています。
なんといってもヘルシンキから日本までのフライト時間が短いのが楽!

コペンハーゲンからだとSASから成田までは直通がありますが、私は実家が広島なので、成田よりも関西空港や福岡空港の方が近いのです。というわけでどっちにしても乗換なので、日本の色々な都市に便があるフィンエアーを使っています。ヘルシンキ空港は小さめなので、乗換の時に空港内の移動も近くて楽です。マリメッコのお店とムーミンショップを覗くのも楽しみのひとつ。

機内の紙コップや紙ナプキンもマリメッコ♪
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乗り換えというと、よく話題になるのがパスポートコントロールの込み具合。

ヘルシンキ空港には自動化ゲートがあり、日本のICパスポートをお持ちだと自動化ゲートで入国・出国審査を受けることができます。事前登録などは必要ありません!他の国のパスポートも対応していれば使えます。詳しくは→Passport machines

乗り換え口であまり大々的にICゲートの案内がないので、知らずに普通の窓口を待ってしまう方も多いようです(両親が来たときもそうでした)。普通の窓口で、団体さんが前にいたりで待ってしまうこともありますが、自動化ゲートの方は大抵空いていますので、ぜひ利用してみてください♪

自分のパスポートがICかわからない方は、このマークがついていればIC対応です!↓
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この夏はヘルシンキ=福岡の直行便が就航だったので福岡便を利用しました!

広島にはいい便がないので、ふだんは大阪まで飛んで、そこからJRで帰っています。ただ、関西空港から新大阪まで意外と遠く、空港から広島まで、毎回3時間くらい…関空から新大阪まで特急はるかに乗りますが、本数がそんなに多くないので逃した直後だと待ち時間でもっと時間がかかります。

福岡空港だと、地下鉄で博多駅まで2駅、6分くらいで着いちゃうのです!新幹線への接続次第では、トータル1時間半~2時間くらいしかかからないのです。断然楽!!

今回日本行きの便で気がかりだったのは、ヘルシンキ空港での乗換が35分しかなかったこと。
HPには、乗換の最短時間が35分とかいてあるのでギリギリかあ…と思っていると、なんとコペンハーゲンからの便が20分遅れで出発!ちょっとヒヤヒヤしましたが、自動化ゲートが空いていて、乗り換えの搭乗口までの間に身体検査がなかったので15分の乗り換え時間でも間に合いました!(乗り換えで身体検査があるときと、ないときとがあるみたいです。便によって違うのだと思います。日本からの便ではボディーチェックありました。) 

乗り換えギリギリだったので荷物は間に合わないかも…と思っていたら、ちゃんと荷物も来てました(*´ω`*)

こんなに便利だった福岡便ですが、夏季限定の便らしく、今年は10月9日までしかないそうです…。来年はあるのかな?ぜひ夏だけと言わず通年で飛ばしてほしいです。


今回の記事はなんだかフィンエアーの回し者のようになってしまいましたが…(^^;)もちろんイマイチな点もあります。それは機内食の栄養バランス。味はまあどこの会社も似たようなもんですが、フィンエアーの機内食は炭水化物が多い。料理の主食に加え蕎麦とパンがついていたりします。代わりにフルーツやサラダならいいのにな。でも短距離の便でも飲み物がもらえるのはいいです。(SASだと短距離は購入式。)

そんなフィンエアー、いま日本行きのチケットキャンペーン中のようです(9月12日まで)!日本行きのチケットを見ていたら、一晩で同じ日程の値段が2万4千円も安くなっていてびっくりしました。

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# by Hiroshima-Momiji | 2016-08-13 21:27 | スウェーデン事情いろいろ | Comments(5)


在外選挙制度をご存知ですか?

海外在住の日本国籍の皆さま、またはこれから引っ越しされる皆さま、在外選挙制度をご存知でしょうか。

在外選挙人として登録していると海外から一票を投じることができます。また選挙の時期に一時帰国した場合や、帰国後国内の選挙人名簿に登録されるまでの間(住民票作成後3カ月間)は、在外選挙人証を提示して投票することができます。

先月の参議院選挙、投票率54.7%でした。

スウェーデンでの前回の国会選挙の投票率は85.8%。
日本の選挙率の低さにはいつもがっかりさせられます…民主主義国家として恥ずかしいです。
そして、大事なことが決まっていくのに意思表示をする国民がこんなに少ないということに、危機感を覚えます。
将来もし国民投票があるとしたら、いったい投票率はどのくらいになるのでしょう?

海外に住んでいるからと投票を諦めている方、投票できます!

在外選挙人として登録するには、①日本のお住いの市町村から『転出届』を出し、②在住する国の大使館を『在留届』を出し、③在外選挙任名簿の登録申請をする 必要があります。

この手続き、時間がかかります。転出した市町村と郵送のやり取りがあるので、選挙の時期が近づいてから手続きだと間に合いません。手続きがまだの方はぜひお早めに!

詳しくは外務省のHPをご覧ください→登録申請の流れ

登録した後も、住所変更の手続きに数カ月かかったり、郵送投票する場合は投票用紙を間に合うように申請し送らないといけないので、早め早めの行動が必要です。

私は今回の選挙、在外選挙人票を持って国内の投票所で投票をしました。
実は、選挙がもうすぐだということを考えずに帰国したので、選挙人証をスウェーデンの家に置いたまま帰国して今いました。一足先にルンドに戻った夫に郵送してもらい、なんとか間に合いました。

私はこれから日本がどういう方向に向かっていくのか、とても心配です。
法学部に入って立憲主義についても勉強しましたが、憲法は本来国民を権力の乱用から守るためにあるのです。しかし今の権力者は、憲法は国民を縛るためのものであるべきだと思っているようです。そして主権者である国民の半数近くは、無関心…。

投票率を上げるために何かできることがないかと思い、今回の記事を書きました。

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# by Hiroshima-Momiji | 2016-08-02 03:59 | 手続き関係 | Comments(2)


満点!

お久しぶりです。夏休みなので一時帰国しています。

5月末に提出したエッセイ(論文)課題の結果が先日発表され、満点の20点をもらえました!
とーーーっても嬉しい!!!

出来は我ながら中々良いと思っていましたが、私の採点担当の先生が他の先生に比べて厳しいと噂に聞いていたので、あまり期待せずヒヤヒヤしながら結果を待っていました。今回エッセイを提出した155人中、満点をもらったのは6%未満の9人!まさか満点をもらえるとは思っていなかったので、嬉しいびっくりでした(*´▽`*)♪

その場勝負の面が強い筆記試験に比べ、エッセイ課題はどこに焦点を当てるか・論理的な構成をどうするか、など工夫の余地がたくさんあるので私はエッセイで評価されるほうが好きです。(早稲田のときの成績がよかったのはほぼ論文のおかげといっても過言ではありません。^ω^;)
伊達に長く学生生活してないわ!と思いました。笑

学期の成績はこのエッセイと2つの筆記試験の結果の総合点で決まります。この点ならば、8月の租税法のテストを頑張れば念願の優をとるのも夢じゃない!しかも、どう転んでも真ん中の良は取れる点なので安心です。ルンドに戻ってきたら、テスト勉強頑張ります!

みなさんも良い夏を♪

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# by Hiroshima-Momiji | 2016-07-09 22:31 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(1)


エッセイ課題

前回の記事に書いたように、5月中旬にあった租税法のテストはスキップし、その後の今学期最後の課題に向けてエネルギーを補充してました。

最後の課題はエッセイ。4つあるお題が個人にランダムに振り分けられ、2500ワードのエッセイを書くというもの(日本語だったら5千字くらいかな?)。月曜にお題発表で、翌週金曜の朝一で提出でした。法学部のエッセイはグループでなく個人作業なので、その点はほかの学部に比べとっても楽!

お題は4つのうち2つが租税法、2つが公法。私のお題は公法のうち環境法に当たる、狼の許可狩猟についてでした。狼狩猟はまったく無知の分野でしたが、公法の残りは「EU移民(ロマの物乞い)の社会保障について」と重そうなお題だったし、租税法はテスト問題みたいで面倒そうだったし、まあこのお題でよかったかなと思います。ただ、このお題担当の先生が採点厳しめだと聞いたのでそれは少し心配です。採点発表は数週間後。

5月末に提出し、6月2日にあったお題に関するセミナー(ディスカッション)が春学期最後の授業でした。これから夏休み!8月のテスト勉強は7月末に始めるつもりなので、それまで夏を楽しんでエネルギーをしっかり補充するつもりです♪

今回は、エッセイを書くときに参考にしている本を紹介。
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左下のカラフルな本"Svenska skrivregler"は、スウェーデン人向けのスウェ語クラスを取ったときに勧められて買いました。記号の使い方、例えばセミコロン(;)とコロン(:)の違いや、一般的な省略表現、引用の仕方など、スウェーデン語全般の書き物に役立つ情報が載っています。

残り2冊は法律のエッセイ・論文の書き方に特化した本です。これらは義母からのお下がりですが、エッセイの構成や、引用、参考文献リストの作り方など載っていて役立ちました。

エッセイは構成や形式がしっかりしていると全体の印象も上げられる(と思う)ので、こういう本が手元にあると安心です。早稲田の時からエッセイは得意分野だったのですが、経験上とにかく構成がしっかりしていて、論点がまとまった文章を書くと、高い評価がもらえるという印象。はじめバラバラ出てきた書きたい内容を、文章のどの位置に持ってくるとしっくりくるか、論点を3つを目安に絞り、どこにその内容を落とし込むのが一番わかりやすいかと考える構成練りがけっこう好きだし、かなり重要だと思っています。

ただ、早稲田の時に書いていたエッセイは(留学中も含め)ほとんど文化・社会学・文学など法律とは全く違う分野のもの。法律のエッセイを書いていると、もっと独自性がなくていいんだろうかと不安になります。法律文や法律草案、判例、専門家の論文などが主な資料ですが、なんだか情報の処理、つまり資料の切集めをして、ちょこっと自分の分析を付けているだけみたいな。でも、文学みたいに自分独自の解釈をするわけにいかないし、勝手が違います。

今回は、なるべく情報部分は簡潔にし、意識して分析部分を充実させるようにしました。こういう課題では情報の紹介に文章の大半を費やしてしまう人が続出しがちで、クラスメートのエッセイを見たらやはり予想通り(苦笑)。こういう点では、今まで大学勉強した経験が多いのは有利です(^_-)

ほんと、テストじゃなくてエッセイだけで評価決まればいいのになあ!
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とりあえず目先の肩の荷が下りたので、夏休み楽しみます♪
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# by Hiroshima-Momiji | 2016-06-06 06:46 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(0)

    

留学時代に知り合った彼と国際結婚し、2012年夏からスウェーデンに住んでいます。現在、ルンド大学で法律勉強中!スウェーデンでの生活、大学のこと、日常生活、猫、オケでの活動、旅行などについて気ままに綴ります。
by Hiroshima-Momiji
◆About me◆
広島県出身。スウェーデン南部のルンド在住。現在2回目の大学生。

《経歴》
2014秋- ルンド大学法学部 (Juristprogram)へ進学、在学中
2012.7 スウェーデンへ移住
2010-2012.6 銀行勤務
2010 早稲大学国際教養学部卒
2007-2008 ルンド大学(交換留学)

《家族》
夫Erikと猫のルドルフ

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