広島もみじの冒険日誌 in Sweden


カテゴリ:法律の勉強(ルンド大学)( 36 )



インターンシップ

刑法・刑事訴訟法のコースの一環で、1週間のインターンシップがありました。私は義母の紹介で見つけたストックホルム郊外の弁護士事務所にお世話になりました。

インターンシップに関しては普段みっちりの学部にしてはけっこう適当な指示で、場所は「裁判所・検察または弁護士事務所ならどこでもOK。それ以外の実習場所でも、事前に学部が認めればOK」、目的ははコースで学ぶ内容への理解を深める、くらいで特に他の基準はありませんでした。インターンシップが終わって参加証にサインしてもらえば、合格です。行けばよしとのことでゆるい。

場所は大学からも手配してもらえるのですが、そうすると何人もの学生と一緒でお客様扱いされてあまり勉強にならないという話も聞き、今回は自分で手配しました。ストックホルムで1週間通勤生活を経験してみたかったというのもあります。
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朝8時、駅に向かう途中に見えた朝焼け!

インターンシップ先の弁護士事務所は、刑法分野が主な小さな事務所。弁護士さんが5人と秘書とアシスタントさんという構成でした。

朝は出勤して8時半~9時ごろにフィーカ、11時過ぎにランチ、14時頃またフィーカ、早い人は16時過ぎになると帰宅、というスウェーデンらしいスケジュール。もちろん裁判や来客があったりするとこの通りではありませんが、それでも噂に聞いていたフィーカの重要度というのをこの目で見てきました(笑)

私は1週間の間に裁判所に4回行きました。そのうち1回は新聞にも載っている殺人事件の公判!私の着いて行った弁護士さんは被害者家族の代理人でした。傍聴席でなく、なんと法廷の中に座らせてもらえました。また、非公開部分の審議(精神障害がないかなどの法医学検査内容)も、インターン生だからという理由で聞くことができました。普通に傍聴席で聞くつもりで行っていたので(聞くだけなのに)緊張した―!
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ストックホルム郊外の大きな裁判所↑

事務所では、弁護士さんが普段やっている仕事を監督のもと少しやらせてもらったり、ふだん秘書がする書類作成をさせてもらったりしました。これはインターン生が1人しかいなかったことの醍醐味かも!

書類作成といっても弁護士さんが手書きしたものをワープロに打つという作業なのですが、これが予想外に難航。というのも、手書きの字が読めない!さらに弁護士さんと秘書さんの間では通じている略語が多数、しかも大文字でなく小文字で、崩れている…。弁護士さんは「あなたがやるって分かってたらもっと綺麗に書いたんだけど、ごめんね~」と言ってました(^^;)なんだか私って無能だなと感じてしまいました(トホホ)。

それ以外にも、個人的にどうしてこの道を選んだのかを聞いたり、キャリアの相談にも乗ってもらったりなど、1人で行ったからこそできた経験がたくさんあります。中々弁護士さんと個人的にたくさんお話しする機会はないので、とてもよい機会でした。

1週間は本当にあっという間に過ぎました!大学に行くのと全然時間の進み方が違う。毎日色々と予定を入れていたのもあるかもしれませんが。

ストックホルムに来ていると東京にいる感覚がします。都会ライフもいいな~、なんて思いを巡らせたり…。
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ところで、ストックホルムに来るときは、いつも義母の家に滞在してます。けっこう驚かれるのですが、夫抜きで泊まるのは全く平気です。夫抜きでも普通に夫の祖父母にも会いに行ったりします。面白いことに、義弟(日本好き)が日本に旅行に来た時、私も夫もいないのに私の両親に連絡して会ってくれていました。「嫁」という感じでなく、ふつうに家族の一員として扱ってもらえて嬉しいです!今年のクリスマスは私は日本に帰って夫の親戚に会えないので、インターンシップの間に連絡して会ってきました。

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by Hiroshima-Momiji | 2016-12-06 05:27 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(7)


第5セメスター(T5)後半のコース

10月21日にテストがあり、週末をはさんで10月下旬に第5セメスター(T5)後半のコースが始まりました。

コース初日10月24日の中央図書館。紅葉でこんなに綺麗でした!
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新しいコースは『刑法・刑事訴訟法』です。恒例の、教科書たち↓
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重ねるとこんな感じ!ずどーん!
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既修者から重いコースだと聞かされていましたが、教科書の時点で物理的に重い!(^^;)

一番下の分厚い青い本は刑法の法文コメント集で、本当はインターネットデータベースで読むこともできます(大学のアカウントでログインするので無料)。けれど半端なく長い文章を、画面の小さい表示スペースで見なければならないのでスクロールの量が半端なく、かなり読みづらいので観念して紙の本を買いました。中古でも2冊で1050krしたので無料と比べるとお高いですが、少しでも勉強しやすい方がよいし、後で売れればよいかなと。

このコースの単位条件は以下の3つ。
  • インターンシップ1週間
  • グループプレゼンテーション(12月上旬)
  • Home exam(1月9~10日)
  • 筆記試験(1月13日)

インターンシップは裁判所・検察・弁護士事務所などで1週間。必修ですが点数は付きません。学部が手配するところでもいいのですが、私は義母の友人の弁護士事務所でさせてもらえることになったので、1週間ストックホルムに滞在します。友人や親戚に会えるし、都会に出てよい気分転換になりそうです。

グループプレゼンは今までもありましたが、点数が付けられるのは今回が初めて。
私のグループは6人で、45分間(うち15分はクラス全体のディスカッション)のプレゼンを行います。プレゼンは2回あり、2回目の方だけ必須で点数が付きます。

グループ皆で協力して用意することが重要で、グループ全体の出をが重視すると言いながら、点数は個人別ということで、いったいどんな評価になるのか心配です。一応他の学生によると、通常はグループみんな同じ点が付くそうなので、グループ内で変な競争にはならなさそうですが…。

今週1回目のプレゼンがありました。こちらは練習という位置づけで、フィードバックがもらえます。家とグループで練習した甲斐あって、本番上がらずに自分のパートを発表できましたが、他のメンバーは練習よりもいい内容をアドリブで言ったりしていて、そういうことができるの羨ましいなーと思いました。

私はディスカッションで意見を言うくらいならその場でもいいのですが、発表という形になるとアドリブは苦手です。ちゃんと自分のパートを十分な長さ確保しておいて、その上でプラスαの発言をするのはいいのですが、当日アドリブでみんなで適当に分けようみたいな発表形式にされると、ネイティブに押されちゃって十分に発言できないのではと怖くなります。このグループはその点常識的で、今回は事前にまあいい感じに分けられたので次回もうまくいくといいなと思います。

試験日程に関しては鬼としか言いようがありません…。クリスマス休みはあるけれど、休み明けに試験が立て続けに2つもあるかと思うと気が重いです。

刑法は面白い科目だと思うのですが、勉強に疲れてしまって中々科目に入り込めません。前の試験の疲れも取れぬ間にどんどん進み、1月のテストの後も週末挟んですぐ春学期が始まるかと思うと……ちょっとお休みが欲しいです。学校がないだけでなく、勉強に追われないお休みが。現在対策考え中です。

最後に、10月下旬の写真を。SOLセンターの裏です。3週間後の今はもう冬景色になっています。
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by Hiroshima-Momiji | 2016-11-13 02:37 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(4)


第5セメスター(T5)開始!

第5セメスター(T5)が始まり、最初の週が終わりました。

今学期は始めの8週間に1つ目のコース『民事訴訟法・国際私法』、そのあと1月まで2つ目のコース『刑法・刑事訴訟法』を勉強します。

1つ目のコースの教材。
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青い本(法律集)以外は中古を買いました。

以前は中古本屋さんで教科書の売り買いをしていたのですが、仲介料が以外と高い(売り上げの3割)ということに気付き、先学期からはFacebookグループを通じ他の学生と直接売り買いを始めました。知らない人と金額などやりとりするのが不安だったのですが、特に値切られたりということもなく、トラブルもなく、意外と大丈夫でした。これなら古本屋を通すよりも売り手にとっても買い手にとってもお得な値段設定にできます。


今学期一番楽しみなのは、『刑法・刑事訴訟法』コースに含まれる1週間のインターンシップ!

行き先は裁判所、検事局、弁護士事務所などで大学を通じて行くこともできるし、自分で見つけてもよいとのこと。大学の手配だと同じ場所に何人も学生がいてあまり勉強にならないかもと聞いたので、私は別のところに行くことにしました。幸い義母の友人の弁護士が受け入れしてくれることになり、11月にストックホルム郊外の法律事務所でインターンシップをする予定です♪


第5セメスターまで来ると、もうだいぶ進んだなあと思います。始めたときは色々不安もありましたが、考査を乗り越えるごとに自信がついてきて、もう大丈夫!最後まで行ける!という気持ちです。ほとんどの学生が1セメスター目から一緒なので、ここまで一緒に進んで来れてうれしい!と思います。

そして、先学期から感じていたことですが、周りの学生の態度も良い方向に変わってきました。はじめの頃は、自分が賢いことを見せたいという意図が見え見えの(どーでもいい)質問をする学生がたくさんいたのですが、そういう人たちはプログラムから去ったか、あるいはそういう質問をするのを辞めたかで、今はあまりいません。

そして、私が個人的に感じているのは、前よりも私の言うことを信用・重視してもらいやすくなったということです。T4に進んでいる=進級条件のT2(壁、と呼ばれている学期)をクリアしているということなので、「この人はちゃんと分かっている/わかる能力がある」と見なされるようになったのかなと思います。まあ、みんな大人になってきたということなのかな(^^;)


法律家プログラムは全部で9セメスターなので、正式には今セメスターの中頃でやっと折り返し。ただ私は1セメスター分は単位換算でスキップしようと思っているので、今ちょうど折り返し!

まだまだ道のりは長いですが、テスト尽くしで大変なのは今学期と来学期のみでそのあとは選択コース+論文なので、この1年を乗り越えたら少しゆとりができるのではと期待しています。

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by Hiroshima-Momiji | 2016-09-04 06:27 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(0)


満点!

お久しぶりです。夏休みなので一時帰国しています。

5月末に提出したエッセイ(論文)課題の結果が先日発表され、満点の20点をもらえました!
とーーーっても嬉しい!!!

出来は我ながら中々良いと思っていましたが、私の採点担当の先生が他の先生に比べて厳しいと噂に聞いていたので、あまり期待せずヒヤヒヤしながら結果を待っていました。今回エッセイを提出した155人中、満点をもらったのは6%未満の9人!まさか満点をもらえるとは思っていなかったので、嬉しいびっくりでした(*´▽`*)♪

その場勝負の面が強い筆記試験に比べ、エッセイ課題はどこに焦点を当てるか・論理的な構成をどうするか、など工夫の余地がたくさんあるので私はエッセイで評価されるほうが好きです。(早稲田のときの成績がよかったのはほぼ論文のおかげといっても過言ではありません。^ω^;)
伊達に長く学生生活してないわ!と思いました。笑

学期の成績はこのエッセイと2つの筆記試験の結果の総合点で決まります。この点ならば、8月の租税法のテストを頑張れば念願の優をとるのも夢じゃない!しかも、どう転んでも真ん中の良は取れる点なので安心です。ルンドに戻ってきたら、テスト勉強頑張ります!

みなさんも良い夏を♪

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by Hiroshima-Momiji | 2016-07-09 22:31 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(1)


エッセイ課題

前回の記事に書いたように、5月中旬にあった租税法のテストはスキップし、その後の今学期最後の課題に向けてエネルギーを補充してました。

最後の課題はエッセイ。4つあるお題が個人にランダムに振り分けられ、2500ワードのエッセイを書くというもの(日本語だったら5千字くらいかな?)。月曜にお題発表で、翌週金曜の朝一で提出でした。法学部のエッセイはグループでなく個人作業なので、その点はほかの学部に比べとっても楽!

お題は4つのうち2つが租税法、2つが公法。私のお題は公法のうち環境法に当たる、狼の許可狩猟についてでした。狼狩猟はまったく無知の分野でしたが、公法の残りは「EU移民(ロマの物乞い)の社会保障について」と重そうなお題だったし、租税法はテスト問題みたいで面倒そうだったし、まあこのお題でよかったかなと思います。ただ、このお題担当の先生が採点厳しめだと聞いたのでそれは少し心配です。採点発表は数週間後。

5月末に提出し、6月2日にあったお題に関するセミナー(ディスカッション)が春学期最後の授業でした。これから夏休み!8月のテスト勉強は7月末に始めるつもりなので、それまで夏を楽しんでエネルギーをしっかり補充するつもりです♪

今回は、エッセイを書くときに参考にしている本を紹介。
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左下のカラフルな本"Svenska skrivregler"は、スウェーデン人向けのスウェ語クラスを取ったときに勧められて買いました。記号の使い方、例えばセミコロン(;)とコロン(:)の違いや、一般的な省略表現、引用の仕方など、スウェーデン語全般の書き物に役立つ情報が載っています。

残り2冊は法律のエッセイ・論文の書き方に特化した本です。これらは義母からのお下がりですが、エッセイの構成や、引用、参考文献リストの作り方など載っていて役立ちました。

エッセイは構成や形式がしっかりしていると全体の印象も上げられる(と思う)ので、こういう本が手元にあると安心です。早稲田の時からエッセイは得意分野だったのですが、経験上とにかく構成がしっかりしていて、論点がまとまった文章を書くと、高い評価がもらえるという印象。はじめバラバラ出てきた書きたい内容を、文章のどの位置に持ってくるとしっくりくるか、論点を3つを目安に絞り、どこにその内容を落とし込むのが一番わかりやすいかと考える構成練りがけっこう好きだし、かなり重要だと思っています。

ただ、早稲田の時に書いていたエッセイは(留学中も含め)ほとんど文化・社会学・文学など法律とは全く違う分野のもの。法律のエッセイを書いていると、もっと独自性がなくていいんだろうかと不安になります。法律文や法律草案、判例、専門家の論文などが主な資料ですが、なんだか情報の処理、つまり資料の切集めをして、ちょこっと自分の分析を付けているだけみたいな。でも、文学みたいに自分独自の解釈をするわけにいかないし、勝手が違います。

今回は、なるべく情報部分は簡潔にし、意識して分析部分を充実させるようにしました。こういう課題では情報の紹介に文章の大半を費やしてしまう人が続出しがちで、クラスメートのエッセイを見たらやはり予想通り(苦笑)。こういう点では、今まで大学勉強した経験が多いのは有利です(^_-)

ほんと、テストじゃなくてエッセイだけで評価決まればいいのになあ!
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とりあえず目先の肩の荷が下りたので、夏休み楽しみます♪
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by Hiroshima-Momiji | 2016-06-06 06:46 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(0)


第4セメスター(T4)中間報告

イースター休暇が明け、第4セメスターの後半、租税法が始まりました。毎回恒例の教材写真~!↓
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右上のピンクの本は教科書ではなくて条文集。税法は改正が多いので年に2回も発行されてます。今回の版は私の好きなピンクだから嬉しい~!

右下の本は指定教科書ではないのですが、参考になると先生がお勧めしてたので入手しました。なので、教科書自体は中央から左の4冊です。他の科目に比べ少なめに感じます。

法人税法は、会計の知識もあると役立つそうで、銀行員時代に勉強した財務諸表や、学生オケでやっていた会計の知識が役立ちそうです。

◆T4前半の振り返り◆

T4前半は行政法、地方自治体法、行政手続法、社会福祉法、環境法、移民法を勉強しました。

苦労したのが環境法!私は日本でも文系で、地球科学は好きだったけれどそれ以外の自然・工業用語には疎い上、日本語でも知らないような用語がオンパレードで、理解するのに時間がかかりました。ホイールローダーとか、日本語でも知らないのにスウェーデン語で出てもわかるわけない…。こういう時はグーグル画像検索が役に立ちます。

あとは実生活で未経験なことも想像しなければいけないのが難しかったです。例えば酪農が、糞による土壌汚染をもたらすというのは想像がつきましたが、メタンガスの排出による空気汚染までは思いつかなかった…。理系学部ではないので全部答えなくてもよいのでしょうが、教材を読み進めるときにイメージが中々できないのには苦労しました。

社会福祉法や移民法は、自分も興味がある分野なので面白かったです。

セミナー/グループワーク

今学期のグループは8人。前半にはセミナーが10回あって、グループごとに与えられた課題の発表を全員でする形式。つまり、最大8人のグループメンバーが、10~15分という短い発表時間を使います。

セミナーに1回参加すると1点もらえ、合計8点セミナーでもらえます。これがテストの点に加算されるので、逃したくない8点です。

という訳で、各自8回は発表しないといけないのですが、別にその質が問われることはないので、それぞれの発表へのモチベーションは下がります。私のクラスはほぼ全グループ、発表へのモチベーションは下がっていて、ただ事前に用意した原稿を読むだけ、聞き手のことは考慮していないし、聞いてる人もあんまりちゃんと聞いてない…というセミナーになってしまうことが多々。ある意味、自分が発表するとき緊張しなくて済むからよいですが(^^;)

正直、8人の人に1か月半の間に8回も予定を合わせてプレゼンテーションを用意しろというのは、楽観的すぎなのではと思いました。中々予定が合わない…。

グループメンバーはいい感じです♪学期が進むごとに、学生のお互いに対する尊重度が高くなってきているように感じます。ここまでクリアしてきているという実績で、この人が言っていることは聞くに値する、という前提になっているような。

しかも、初めの頃たくさんいた、「賢そうに聞こえる(、けれどどうでもいい)質問をする人たち」はいなくなりました。プログラムをやめてしまった人、もうそんな質問をしなくなった人両方いますが、クラスメートも大人になってきたのかなと思います。

今回勉強法もいろいろ工夫していますが、それについてはまた後日書きます!
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勉強中の1コマ♪

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by Hiroshima-Momiji | 2016-04-03 05:51 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(0)


試験と単位換算の結果

1月に受けたT3の社会的側面コースの試験結果が発表されました。
無事合格!

成績は真ん中の良で、合格した人の半数以上と同じ成績でした。得点も大体予想通り!もっと頑張れたかなーという気持ちもありますが、秋学期は燃え尽き気味で疲れ果てていたことを考えると、よくがんばりましたと自分に言いたいです。

ちなみに、優だったのは合格者の2割で、不合格は全体の4分の1。法学部の多くの学生が恐れているのは不合格になることよりも、一番低い成績で合格してしまうこと。というのも、不合格ならば追試で挽回のチャンスがありますが、合格してしまったら成績を上げるためにもう一度受け直しはできないからです。もちろん皆が全科目で成績を重視しているわけではなくて、このテストは受かるだけでいい!と思って受けることもあります。

なぜ成績重視の傾向が強いのか?― おそらく、学部内の交換留学の推薦者選考、希望が多い応用コースの受講者選考では成績が選考基準に使われること、そして就職活動でも成績がある程度選考に影響してくることが背景だと思います。

先学期は色々と改善の余地がある点が見つかったので、今学期は勉強法を見直し、色々工夫していくつもりです!


単位換算について:

私の行っている法律家プログラムは全部で4.5年で、4年目では修士レベルでの自由選択コースの他に、インターンシップや留学など、色々な選択肢があります。その中でも面白いのが、学部が認めた法律以外の科目の勉強をしてもよいということ。卒業単位に換算できるのは1セメスター分だけという限りがあるのですが、過去に取った単位も使えるので私のように以前にも大学で勉強していた人には朗報!

私の早稲田で学部時代に取った単位がどれだけ認められるか確かめるため、単位換算申請をしてみました。卒業はまだまだ先ですが、1セメスター分スキップできるか早く知りたかったので秋に申請しました。

学部が認めた科目リストがあり、社会学・ジェンダー学など、かなり幅広い科目が認められていて、それにぴったりでなくても認めてもらえることもあります。もうダメもとで、こじつけできそうなコースでシラバスが英語だったものは全部申請に出してみました。結果なんと、申請した全コース認められました!

ビジネス、経済、コミュニケーション、科学ジャーナリズム、地球科学、言語学(比較・応用)、そしてなんと西洋文化の歴史まで、認めてもらえました。これでもう1セメスター分以上あるので、算入するならどれにするか選ぶことになります。

これで、希望すれば1セメスタースキップできる!!はっきり分かって、気持ちが少し楽になりました!
しかも、早稲田で取ったいい成績も使えるのでダブルで嬉しい♪

(実際スキップするか応用コースを取るかは、もう少し先に決めます。)


*******

法学部に入り直すのを決めた時は、日本でやってきたことをゼロにして一から勉強し直しているような気持でした。でも、そんなことない、役に立つこともあるんだと後になって色々発見しました。単位だけでなく、銀行で働いていたときの経験も勉強の役に立っています。

実際はゼロになったのでなく、過去の積み重ねの上に、今の勉強をしているとポジティブに捉えられるようになってきた今日この頃。よい変化です。

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by Hiroshima-Momiji | 2016-02-13 03:08 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(0)


第4セメスター(T4)開始

先週から春学期が始まりました。私にとっては第4セメスター(T4)開始です!

今学期は公法で、国や自治体など公の機関と、私人との関係について勉強します。

前半部分の教科書!↓
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前半の内容は、行政法、地方自治体法、行政手続法、社会福祉法、環境法、移民法。

前半部分の試験が3月下旬にあり、イースター休暇明けてから後半の科目、租税法が始まります。租税法のテスト後、エッセイの課題があります。

クラスメートは、ちょこちょこ新しいメンバーもいますが大部分は始めからの同じメンバー。もちろん辞めてしまった人や休学して別のことをしている人などもいます。新しいメンバーは、休学していて戻ってきた人たちが主のようです(転校生もいるかも?)。

もう出来上がってるクラスにぽんっと自分だけ入って、また1から友達作りを始めるのって大変そうだなと思います…みんな新入生だったらいいんですけどね。私は今のメンバーで心地よいので、少なくとも全てが必修科目の6セメスター目までは、一気に続けたいと思います。


ところで、この1月でスウェーデンに引っ越してきてから3年半が経ちました。

その前の交換留学期間と引っ越し後に色々取ったコースを合わせたらなんと既に合計4年間ほど、ルンド大学で勉強してます。早稲田で勉強したのは、留学の1年を除いて3年。もうルンド大学で勉強した期間の方が長くなったんだと気付いて、びっくりしました。こうやってだんだん年月が経っていくのかな。

でも、今のプログラムはまだ2年半残っていると思うととっても長く感じます…。長いから、休学して気分転換する人たちの気持ち、わかります。でも、私の場合年齢的なこともあるし、休んだらそれだけ卒業が遠のくし、クラスメート変わっちゃうし、1セメスター休んでまたテスト地獄に戻るなんて適応できなさそうだし、デメリットの方が多いような気がします。7セメスター以降は自由選択・応用科目なので、そのタイミングで休学する人も多いみたいです。


今学期は私にとってあまり薄い分野なので少し不安ですが、内容は面白そうです。がんばります!

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by Hiroshima-Momiji | 2016-01-31 02:17 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(2)


第3セメスター(T3)終了!

冬休み明けの1月15日、秋学期からのコース締めくくりの筆記試験がありました。6時間の筆記試験、これで第3セメスター終了です。

教材は結果が出るまで一応取っておきますが、もう使わなくても済みますように!
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法律家プログラムは全部で9セメスター、そのうち初めの6セメスターが基礎コース期間。これで、基礎コースの半分が終わりました。でも卒業までの道のりはまだまだ長い!

筆記テストについて。

6時間の試験は3回目ですが、相変わらず疲れました。試験時間中、同じ部屋にあるトイレに行く以外はぶっ通しです。飲食物持ち込み可なので、みんなお菓子やらパンやら栄養ドリンクやら持ち込んでいます。今回は教科書・配布資料・自分のノート等、過去問以外はすべて持ち込み可だったので、荷物がものすごい量になってしまいました(上の写真の教材にプラス、3kgの法律集、ノートPC)。

もしも早く終われば退場可ですが、こういう筆記試験は書く量が多いので早く終わることはほとんどありません。たまに退室可の時間になったらすぐ帰る人がいますが、その人たちは問題を見て、より良い点で合格するため次のチャンス(追試)に懸けると判断した人たちで、早く終わったわけではない。)

私もテスト時間いっぱい使いました。全問回答し終え、大体の回答は大丈夫かなと思いますが、それでも後から「ああこれも書くべきだった」とか「ここにメモしてたのにどうして見逃したんだろう」と後悔することが出てきて、本番時の自分バカー!と自己嫌悪に…法学部の学生は成績重視の人が多く、私も影響を受けてしまっています。決して自信を持ってテストに臨んだわけではありませんが、できたはずのことができなかった、というのは悔しいものです。

テストについて振り返っていて、思い出した言葉が。「本番で100%の力を発揮したいならば、練習で120%できるようにすること!」
私の場合、ピアノや吹奏楽の練習のときに言われていました。

これは勉強にも当てはまるわけで、勉強していた内容が全部テスト本番でできなきゃ、と思うのは無謀な話なのです。逆に言うと、必要以上に本番時の自分を責める必要はないということ!これは、もう積み重ねの準備不足の問題であって、本番一発勝負の問題ではないのです。まあ、本当は成績に高望みせず、合格することで満足するようにすれば解決する問題でもあるのですが…

ちなみに、6時間の試験はしばらくなさそうです!(もしかしたら最後だったかも?)次の学期は5時間が2回。

次の学期への教訓として、以下、目標!
  • もっと日常からコツコツ勉強する。教科書は、テスト前に読み込もうと思っても間に合わない!
  • 演習の後に、メモだけでなく、文章で回答を作成する練習をする。ついでにもっと正確にタイピングする練習もする!(テスト時の文章作成の時間短縮のため。試験はPC受験ができます。)
  • 過去問を3巡する!(今回は過去8回分を2巡しました。全部解いたわけではなく、解き方を身に着ける練習です。1巡するよりも手ごたえを感じだので、全部で3回繰り返せばもっといいはず!)

明日、月曜からさっそく次の学期T4が始まります。

今学期は、日々の勉強の終わり時間を決めて、ちゃんとオフの時間がある過ごし方をしたいと思います。

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by Hiroshima-Momiji | 2016-01-18 07:13 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(2)


第3セメスター2つ目のコース

11月はLundaspexの公演、学生誌への記事の締切、小試験があり怒涛の1ヵ月でした。気が付いたらもう12月!やっと一息つけました。

第3セメスターは第3セメスターは2つのコースに分かれていて、10月後半からは2つ目のコース『民法の社会的側面』(20ETCS単位)を勉強しています。家族法(結婚・離婚・サンボ・子供・遺産相続など)・労働法社会保障法が内容。
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前回のコース『会社法・競争法』は、学生にとっては馴染みのない分野+先生が不評(わかりにくかったり、テスト問題の出し方に癖があったり)だったため、ほとんどの学生が難しいと言っていましたが、今のコースは個人の生活に直接関りがある内容なので好評です。

ちなみに、10月半ばにあった『会社法・競争法』の試験は無事合格していました!

今学期はじめは心身ともに調子がよくなくあまり勉強できなかったので、合格することを最優先目標にしていました。受けた後、自分でどのくらい得点できたか楽天的予測と悲観的予測で計算してみたのですが…実際結果を見てみると4問中1問は悲観的予測よりも低い得点で、ちょっと落胆しました。自分の手ごたえと結果が違うのって、自分の感覚を信じられなくなりそうで怖いです。他はまあまあ予想通りで、今回初めて一番下の成績「可」で合格でした。


現在のコース『民法の社会的側面』は、基礎講座、テーマセミナー、期末試験と大きく3つの部分に分かれています。

基礎講座
10月半ば~11月末までの1ヵ月半は基礎講座期間。約50人ほどの中クラスに分かれ毎日3時間のスケジュールで、
  • はじめの1時間ー授業
  • その後1時間ー5人の小グループで練習問題を解く
  • 最後の1時間ーまた中クラスで集まり、練習問題の報告・議論
という流れでした。

学校での3時間の内容はかなり濃密で、帰った後も次の日の内容予習・練習問題の準備をしないといけません。しかも週5日毎日毎日新しい内容を習うので、目まぐるしく日々が過ぎていきました。(正直息抜きする時間が欲しいと思いました。)

出席は必須ではないので、グループワークは飛ばして講義だけに出ている人もけっこういました。私は基本的にはグループワークに参加するようにしましたが、全く準備できていない日・疲れている日はスキップしました…そういうときは行ってもストレスになるだけなので(^^;)練習問題の内容を当日の始めの時間に授業で習うので、個人的には前日に練習問題を自分で準備するのは非効率的と感じました。もちろん、グループワークで教え合いためになることもあります。

基礎講座期間の最後はDuggaという小試験。これが先週のSpexの最終公演翌日にあった試験です。

試験の前の週あまり勉強できなかったので半分諦め気味で受験しに行きました。忘れ物をした(3kgの法律集を忘れて取りに帰った!)ため開始時間に遅れるというトラブルがあったものの、内容が簡単で意外とうまくいきました。

テーマセミナー期間
そしてDuggaの後の今は、テーマセミナーが3週間に渡ってあります。計3回、グループで発表(プレゼンor模擬裁判形式)をします。昨日1回目の発表でした。1日しか準備する時間がなくどうなることかと思いましたが、グループメンバーに恵まれ(すばらしい協力体制!)無事終わりました。

期末試験
そしてテーマセミナーの後は冬休み!…ですが、1月の半ばに期末試験が待っています。6時間の筆記です。期末試験の出来のみで成績が決まります。休み明けに試験があるのって、休みが休みでなくなるので本当に嫌!でも、今回はクリスマスの1週間は勉強はお休みする予定です。そうでもしないと精神が持ちません!



試験が終わった後は、週末を挟んですぐ次のセメスターが始まります。スウェーデンの大学暦は、夏休みが3か月もあって、秋セメスターが始まると次の夏休みまでぶっ通しで勉強するという感じで、私は好きではありません。夏休みをもう3週間でも短くして、秋セメスターを早く始めれば期末試験も(先生の採点も)クリスマス前に終わって、冬休みがあるのに、と思います。

でもここで嘆いていても仕方がないので、自分でうまく息抜きするようにするしかないですね。再来週にErikとスパホテルに行く予定なので、当面はそれを楽しみにがんばります!

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by Hiroshima-Momiji | 2015-12-04 03:01 | 法律の勉強(ルンド大学) | Comments(0)

    

留学時代に知り合った彼と国際結婚し、2012年夏からスウェーデンに住んでいます。現在、ルンド大学で法律勉強中!スウェーデンでの生活、大学のこと、日常生活、猫、オケでの活動、旅行などについて気ままに綴ります。
by Hiroshima-Momiji
◆About me◆
広島県出身。スウェーデン南部のルンド在住。現在2回目の大学生。

《経歴》
2014秋- ルンド大学法学部 (Juristprogram)へ進学、在学中
2012.7 スウェーデンへ移住
2010-2012.6 銀行勤務
2010 早稲大学国際教養学部卒
2007-2008 ルンド大学(交換留学)

《家族》
夫Erikと猫のルドルフ

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