以前の記事
Hemtentaとグループワークに書いたように、不快に感じることもあったグループワークですが、例の日に言い返した甲斐あってか、その後はうまくいくようになりました。ちゃんと私の話を聞いてくれるようになって、私が理解して真っ当なことを言っているのもわかってきたようです。
実は前回の記事の件の後、進路勉強相談室でグループワークについて相談に行ってみたのです。担当の人も親がイラン出身とのことで、私が感じたことは彼にも思い当たる経験があったよう。「外国人という色眼鏡で見られることは残念ながらどこに行ってもある。でもそんな風に見てくる人たちのことは気にしない方がいい、アニメのキャラクターみたいに思って堂々としてたらいいんだよ!」と言ってくれました。
グループメンバーについては、本来個人がそういう辛い思いをするのは趣旨ではないので替えることもできる、先生に相談してみては、と言われました。私は改善があるかもう少し様子を見てみたいので、先生に連絡するのは待つことにする、ということでその日は帰りました。
その後模擬裁判がありました。ケース1とケース2があって、どちらかのケースは自分たちが原告or被告になって裁判を行い、もう一方のケースは他グループ同士の裁判の判事になるという仕組みです。
模擬裁判は私たちのケースは穏やかに進んで、発言量もうまく分配できていてうまくいきました。先生からも、みんな議論について行っていて論点もよかったとよい講評をもらえました。
もう一方のケースは、議論がヒートアップしてなんだか口論みたいになっちゃってました。。。練習だから、あまり本気になるのもね(苦笑)。
そして、担当の先生には私の件、進路勉強相談室から話が行っていて(名前は言っていなかったけれども外国人は私だけだからすぐにわかってみたい)、心配して声をかけて下さいました。
個人的に話をして、なんとかうまくやっていけそうだということを伝え、そして、3人という少人数になったことは、私が発言できる余地がたくさんあるということで反って為になるかもしれない、と話をしました(本来は4~5人、例外には6人のグループも)。それから、あなたがスウェーデン語で大学で勉強していることはすごいことなんだから、自信を持って!と励まして下さいました。他の学生からは厳しいと評判のEva先生ですが、私からみたら優しくてとってもいい先生です!
模擬裁判の後は判決文作成のグループワーク。他のグループに比べて、私のグループメンバーは(合否だけで成績もつかないので)この課題にあまり熱意はないようで、できるだけ短時間で済ませよう!という方針でした。もっと色々議論したいと思っていたので始めは残念に思いましたが、毎日長時間集まっているグループを見ると、これはこれで楽でよかったかもと思うように(笑)。
判決文の作成では、他の2人が見落としたり勘違いしていた点を何度か見つけて直したことで、大分信頼を勝ち得ることができたようです。確かに少人数の方が発言しやすい!そして、自分が間違ったことを言っていないときは、疑われても堂々としていればいいと思うようになりました。後から分かるんだから!
冗談も言い合えるようになったし、始めの出来事であきらめなくてよかったです。そして、ちゃんと言い返したのもよかったです。言いたいことがあれば言ってみるもんだ。
このグループで今学期がんばります!