春学期の後半取っていた法律入門コースのテストが先週無事終わりました。あとは結果を待つのみ!手ごたえはいい感じだったので、とりあえず心配はせずに夏休みに突入です。
Juridisk översiktskursというこの授業、プログラムの一部ではなくて独立したコース(15単位)。商法学部設置のコースなので、法律全般を勉強するものの焦点は商法寄り、というコースでした。
私にとっては、スウェーデン語で受ける、スウェーデン語以外の専門科目として初めてのコース!
始まる前はついていけるか心配していたのですが、大丈夫でした!もともと興味がある分野の勉強だったので授業も面白く、テスト勉強も苦になりませんでした。
そして、銀行員時代に勉強した法務とFPの知識もかなり役に立ちました!
例えば、遺産の遺留分・時効・時効の中断・担保・保証人・不動産の公売…などなど、馴染みのある内容がたくさん!日本とスウェーデンで法律の違いはあるものの、概念としてすっと入ってきやすかったし、違いがあるのもまた面白いと感じました。
このコースで勉強のお供だった条文集。
本当はもっと分厚い正式な条文集があるのですが、この本は入門コースに合わせて内容が削ってあります。それでも結構重い。写真では分かりづらいですが、B4より一回り大きいサイズです。
授業中も、教科書を読むときも、テストのときも、この条例集を常に参照します。すぐに必要な法律が見つかるように、自分で見出しを付けるのが一般的で、日本から持ってきた多色の付箋が大活躍しました。
中身はこんな感じ。結構字が小さいので、住宅ローンの契約書の裏を読んでる気分。
テストでは、下線とマーカー線、他の条文参照の記号以外は書込み禁止。辞書等の利用も禁止です。条文の知らない単語は準備ができても、問題文で知らない単語が出たらどうしようと思ってましたが、今回は大丈夫でした。
このコースを取った目的は、法律・商法分野の勉強が自分に合っているか試すため。
移住した初めの年に選んだ分野(公衆衛生)が合ってなかったのに懲りて、本格的に始める前に下調べすることにしたのです。
今回、この分野なら頑張れそうだと分かりました!さて、秋からどうなるか…!