楽器を持って飛行機に乗ったときの話
留学のときと違って今回は本格的に移住なので事前に段ボールで荷物を送っていましたが、それでも貴重品や郵送できないもので飛行場に向かうときは大荷物。
私の場合、特に苦労したのは楽器(アルトサックス)!!
預け入れ荷物にして乱暴に扱われては困るので、何としてでも手荷物として機内持ち込みしたかったのですが、ネックは楽器の大きさ。私のアルトサックスはケースの長辺が62㎝だったのですが、多くの航空会社の機内持ち込み手荷物規定は、「最も長い辺が55㎝以内であること」となっていました。各辺を足した長さは既定の範囲内なんですが、一番長い辺が7㎝オーバー・・・こういうのってどのくらい大目に見てもらえるんでしょう。
そこで、色々な航空会社の規定を調べ、楽器持ち込みについて寛容な航空会社を選ぶ作戦に。
ラッキーなことに、大韓航空・オランダ航空は楽器についての記述があり、「辺の合計」が既定のサイズ内なら持ち込み可、となっていました(最も長い辺については記述なし)!しかも、値段と乗り換え時間を見てこの飛行経路が一番リーズナブルだったので、大韓航空・オランダ航空乗継便に決めました。(規定は変更もあると思うので、これから試す方は最新のものをご確認ください。)
アルトサックスは比較的小さいので、この規定内に収まりました。もし規定に入らない大きな楽器を機内持ち込みしたいときは、一人分座席を買わないといけないみたい…
飛行機移動のため購入したキャリーケース。このケースだと若干キーが押されるので、保管用に元のケースも箱で梱包してスウェーデンに送りました。
楽器に加え、ノートパソコンも機内持ち込みにしたいもののひとつ(精密機械だからね)。
それについても、+αの荷物としてブリーフケース・女性のハンドバック等を持ち込み可能となっていました。
なので
メインの荷物=アルトサックス、+α荷物=PCの入ったブリーフケース
という形で乗り込みました。もちろん、カーディガンやちょっとした化粧品などの身の回り品も必要なので、ブリーフケースに頑張って詰め込み、荷物2つ以内に収まるようにしました。機内では身の回り品だけエコバックに詰め替え、残りは荷物スペースへ。
それにしても、アルトサックス+ノートパソコンは重かった…空港ではカートに乗せて運びました。
確かに、太刀や長刀は怪しまれそうですね…それにしても、空港で長刀の裁きの実演なんて、想像するだけで珍しい光景です。
『道成寺』、無事終わってよかったです!行けなくて残念でした。今度帰国するとき、運よく何かの公演があるとよいのですが。